後半は、本日朝の投稿の続きとなる『惚れ』についてである。
ひとまず、前回の投稿を参照していただこう。
この記事をご覧になっていただければ分かるとおり、ここで説明している惚れとは「一瞬でトリコにする法」とでも言えば良いのか。
つまり「相手のピンチをあなたのチャンスに変える」という惚れの作り方なのだ。
前回の投稿でもご説明したが、人間は予想だにしなかったことが起こった際に「焦り」や「パニック」を感じると、いてもたってもいられなくなる。
これはことわざにもあるように、「溺れる者は藁をも掴む」という状態をそのまま表現していると言えよう。
そのタイミングを見計らい、相手にアプローチをすることで、「惚れ」を作り出すことができるのだ。
と、ここまでは昨日ご説明のとおり、「行動心理学」の観点から惚れを推論したものだ。
ここからは「仙道気功」の観点から、この「一瞬で惚れに到達するメカニズム」を説明していこうと思う。
なぜ、そんなにすぐに惚れが作り出せるのか?
なぜ、気功で惚れが説明できるのか?
その秘密が明らかになるだろう。
■溺れる者は「虚空」を感じている
このブログでも何度も説明しているが、引き寄せなどで強運を自分の元にたぐり寄せたい場合、この「虚空」を感じることがとても肝心になる。
虚空とは、大げさに行ってしまえば「未練」である。
死にたくない、なんとか生きていたい、という意識が結果的に気の大転換を行わせ、引き寄せを行えるようになるのである。
相手が「ピンチ」「困った」という時は、まさにこんな時。
つまりは虚空をありありと感じているということなのだ。
こう虚空を体現しているまさにその時、人間は「他人から気を取り込もう」と無意識にするわけである。
まさにそれは「溺れる者が藁をも掴む」要領で、「パッ」と目の前に現れた人に抱きつくのだ。
この時相手は超自然的に、目の前の人の気に同調し、とても素直になるのだ。
これが仙道気功の観点から考える、「一瞬の惚れ」のメカニズムである。
■職場の同僚同士などはまさにチャンス
よくご相談を受ける際に「私たちは職場の同僚なので少し不利なんです」というご相談を受けるが、何が不利なもんかと思う。
なぜなら、職場の恋愛こそ「超速」で相手を惚れさせる絶好の場面であるのだ。
それにはいくつかの理由がある。
・同じ空間で気を感じることができる
・同じフレームの中で行動を共にしている
・すぐに動くことができる
とにかく「同じ空間」にいるということが、最も強いメリットである。
同じ職を通し、同じ価値観を共有しているというのも大いに関係している。
だからこの法は「職場恋愛」の人にも超効果的なのだ。
ただ、この法を試したにも関わらず、あまり効果がないよという人がいる。
それはどのような時かというと、「惚れた相手が大人気の人」である場合だ。
あなたが惚れた相手というのが、モテモテである場合、あなたと同じように「ピンチをチャンスに変えようとしている人」がたくさんいるのだ。
そういう人は仕事で何かしくじったところで、すかさず色々な人がフォローを入れてくる。
そんなフォロー応酬の中、あなたのアプローチを目出せることは至難の技なのだ。
だから、相手よりも先んじてアプローチをしなければならない。
だからこそ同じ空間で「相手の気を常に感じること」が必要なのだ。
そうして常に相手の気を感じていると、相手の変化が「違和感」となってあなたに届くのである。
■アプローチが出来たらあなたは「藁」になれ
効果的に相手にアプローチが出来た時、多くの人はここで「下心全開」となってあれやこれやと相手をコントロールしようとする。
「こうした方がいいんじゃない?」
「元気だしなよ!」
「私なんて・俺なんてこうだったんだから!」
「君ならできるよ!」
まずここで挙げたようなアプローチは全て「NG」である。
なぜなら考えてもみてほしい。
相手がなんとか落ち着こうと死ぬ思いで藁に掴まったと思ったら、その藁が勝手に動き出して止まらない藁だとしたら、一気に冷めちゃうはずだ。
ここで重要になるイメージは、「ただその場に漂うこと」である。
つまり相手の話を「聞くだけ」でいいのだ。
こうすることで、虚空を感じた相手はごく自然に、あなたの気に同調し、あとは勝手にラポールが築かれ惚れさせることができるというメカニズムなのだ。
このメカニズムをすでに理解されている方は「そうそう!」と納得されることだろう。
それぐらい「タイミングが正しいアプローチ」は強烈な惚れを作り出すのである。
■おわりに
昨日も申し上げたが、多くの人は惚れた弱みで「相手のペース」でアプローチをしてしまう。
恐らくこれは、幼少期から綿々と教育されてきた日本人の「性善説」がキーワードになっているように感じるのだ。
つまり、「相手に迷惑をかけてはいけない」という強い思い込みが「相手のペースでの恋愛」を作り出してしまっているのだ。
「まず、相手が暇そうな時にちょっとした雑談をして」「いつかご飯に誘われればいいな…」
こんな調子であると、うまくいくものもうまくいかなくなってしまう。
だから出会いは「作り出すもの」なのだ。
金運の引き寄せでも恋愛の引き寄せでも、何事にも「正しい方法」というのが存在する。
この記事を元に、正しいアプローチ法を体得されてみてほしい。
また、現在すでにある程度進展しているにも関わらず、「うまくいっていない」という場合も遠慮なく相談されてほしい。
超越術では、恋愛に特化された「潜在意識の書き換え」も行なっているし、もっと入り組んだ相談にもお答えする「個別鑑定」もできる
。
何度も言うようだが、一人で悩みを抱えていることほど馬鹿らしいことはないので、そんな時間を過ごすぐらいであればさっさとご相談くだされば対処をさせていただく所存である。