本日のテーマは、『子どものイライラ』についてである。
私も超越術で、子どものイライラやワガママを解消するお手伝いをしているが、自宅でもほんの少しの工夫で子どものイライラやワガママを解消することができる。
これは物理的な法だ。
だから誰でもその日から始めることができる。
お子さんの行動にほとほと困り果てている人は、一つ試してみるといい。
■イライラは脳の問題
2000年代初頭に「キレる17歳」という言葉が頻繁に使われるようになった。
これは、栃木県女性教師刺殺事件以降、社会問題化していた少年犯罪から言われるようになったものだ。
何が元でこのような犯罪に行き着いてしまったのか、その原因を探るのは困難なことだ。
なぜなら、以前にも投稿したが、彼らが犯罪を犯す根底にあるのは「抑圧された怒り」であるが、この「怒り」という感情は非常に複雑な感情であり、一概にこれということができないのである。
しかし、「怒り」がスイッチになっていることは確かなことである。
だからこの「怒りのコントロール」を外部の環境が上手に行えるようにしてやると良いのだ。
ここでお話したような「キレる子ども」は人ごとではない。
ワイドショーでは、さも特殊な生育環境を辿ってきたように語れるが、実は誰でも起こり得ること、つまり紙一重であるあるのだ。
感情というのは、日常の積み重ねで形成されるものである。
まずは身近な家庭環境から試されてみると良いだろう。
特にこれは簡単にできる法だから大丈夫だ。
■怒りと糖質の関係
怒りは、糖質によってある程度コントロールすることができるかもしれない。
イライラやワガママの原因が「低血糖」である可能性がある。
低血糖とは、血液中のブドウ糖の濃度、いわゆる血糖値が低くなることによって引き起こされる症状である。
ここで起こる症状とは、「眠気」「集中力の低下」「イライラ」といった「自己のコントロール」に関わる部分に異常をきたすわけだ。
子どもとしてみれば、理由がわからないし、それを言葉にすることもできない。
えも言えぬ「不安感」が生じ、そこから「キレる」「イライラ」に繋がってもおかしくないのである。
だから、あなたのお子さんがイライラ等で苦しんでいるのであれば、まずは「血糖値」のバランスを取ることから始められると良いだろう。
血糖値を正常に保つ方法はいくつかあるが、特に注意してほしいのは「血糖値の乱高下」である。
いつも糖質たっぷりの食事を取っている人は、血糖値が急激に上がり、今度は急激に下がることで、先ほど説明したような症状が出てくるわけである。
だから「糖質を控えてみる」ことから始められると良いかもしれない。
これも断食と同じように徐々に減らしていく必要がある。
先ほども申し上げたように、感情というのは、日常の積み重ねで形成されるものである。
だから日々のちょっとした気遣いが、結果的に子どものイライラやワガママを解消していくのだ。
その他、一人で解決できない悩みについては、いつもながら相談されれば良い。