そう。一世を風靡したテレビ番組『あいのり』の中でも、特に有名だった桃さんが離婚を発表されたということだ。
離婚の原因となっているのが、記事タイトルにもなっている「セックスレス」。
このセックスレスだが、他にも本当に多くの方が悩まれていることと思う。
そして、そんなセックスレスのきっかけは、桃さんも言うとおり「些細なタイミングのズレ」だったりするので、こんなに悲しいことはない。
一般的にセックスレスというのは倦怠期に起こる、いわゆるマンネリズムであると言われている。
つまり二人の関係が「慣れ」てしまったと世間では考えられている。
だから様々な本ではセックスレスを回避するために「環境を変えてみたり」「ちょっと下着を変えてみたり」、といった具合にただ単に「慣れ」を取り除いていくことを勧めているのだ。
しかし、こういうことで根本的な解決にいたったという話はあまり聞いたことがない。
そもそも毎日のようにマンネリを回避し続けながらセックスをしていたら、しまいには性癖もちょっと危ない傾向に傾いちゃうんじゃないかと心配しているほどだ。
だから私としてはただ単に「慣れ」を取り除いていく方法には理解することができない。
ここではセックスレスに陥る本当のメカニズムと対処法を、仙道気功の側面から説明していくことにしよう。
■セックスレスの原因は情報過多
恋愛では、「空間」や「場所」が生み出すエネルギーがとても重要な意味合いを持つ。
つまり、楽しい気持ちも、悲しい気持ちも、怒りの気持ちも、全て「相手と同じ“空間”を共有すること」から生まれたものだからだ。
恋愛に悩む多くの人は、相手だけを見て「なんとかしよう」「理解しよう」としているが、これは大きな間違いで「空間」も一緒になんとかしなければならないわけである。
気功をされている方はなんとなくイメージできるかと思うが、私たちの生活する空間の中には、それはたくさんの情報が大気中に漂っているわけである。
「熱」だとか「風」だとか「音」だとか、そういう情報が私の生活する空間には漂っているわけだが、それだけではない。
物質ではない「情報」というものだって空気中に漂っているわけなのだ。
例えば、付き合いが長いカップルなどが、なにも会話をしていないにも関わらず『今同じこと考えていた』という瞬間はよくあるだろう。
これは、同じ空間を共有することで「気が同調」し、空間に漂う情報を同じタイミングでキャッチしたことで起こる現象なのだ。
だから、人は見えないながらも熱や風や音と同じように、情報を感じ取りながら生きていることになる。
そこで、セックスレスという現象がどのような状況下で生み出されるかというと「自宅」なのだ。
自宅というのは、家族の情報の集積地。
その家族を構成する要素が、その人の自宅に全て詰まっている。
恋してる愛してるだけではなく、仕事のこと、お金のこと、家族のこと、友人のこと。
そうやって二人が時間を長く過ごすことで、情報はどんどんと溜まっていきます。
日々生活をしていると、物がどんどん増えていくのと同じように情報もどんどん増えていってるわけだ。
見えないだけで。
だから、何気ない会話として消えていった情報も、消えていないのだ。
見えないだけでその空間の情報として記憶され、それが潜在意識の中に溜まっていくという仕組みなのだ。
ここにセックスレスの原因がある。
つまり絶対的に「セックスなんかに集中できない空間」を人間は作り出しやすいということになる。
「あれも必要だ」「これも必要だ」と、なんでも取っておいて家に持っていくと、空間は情報だらけになってしまう。
それではどうすればいいかというと、本日最後の投稿で解説しよう。
「気」を感じたり見たりすることが出来ないという方も全く問題ない。
本日ご紹介する方法は気功をされていない方でも、誰でも行える方法だからだ。
そしてこれは、ただ単にセックスレスのカップルにだけ言える問題ではない。
倦怠期に入っているような『最近うまくいってないなあ』と悩むカップルにももちろん使えるテクニックだからだ。
恋愛を上手に進めていくためには、もう少し「空間」や「場」を意識されることをお勧めする。
それでは、この記事の後半は本日中に投稿することにしよう。