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人は「理想の人」を具現化できない

さて本日の投稿は、昨日の続き『片思い必見の恋愛シリーズ』をご紹介するものである。

まず詳しくは、昨日の記事を参照してみてほしい。

【関連記事】あなたが「理想の人」と付き合うための恋愛仙道

昨日の記事の内容を簡単に説明すると、世に出回る恋愛の法則のほとんどは「出会いに恵まれている人」に向けられて書かれているということなのだ。

だから、その前の前、「人と人が出会うってどういうことか」を端折っていたりするのでもうチンプンカンプンなのだ。

だからここでは、あなたを出会わせるために、仙道秘伝のテクニックを使ってその導入から説明する。

こうすることで、あなたも「出会い」というものについてピンッとくるはずだ。

目次

■人は人に関心がない

まず最初に、あなたの身近にいる人を思い浮かべてほしい。

職場の同僚、たまに会ってお茶でもする友人、などでいいだろう。

それではあなたは、彼らのことをどれくらい知っているだろうか。

ほとんど知らないかもしれない。

同僚であれば同じ職場の仕事の話、友人であれば過去の話で盛り上がるかもしれない。

それでは、そこからもっと踏み込んで彼らと深い話ができるかというと、恐らくできないはずだ。

なぜなら、あなたはそこまで「彼らに興味がない」からだ。

そして逆に「彼らも人のことには興味がない」のだ。

つまり日常的に行われるコミュニケーションの多くは、興味がない者同士が絶妙な間合いを取りながら言葉を交わしているだけに過ぎないわけである。

これは年齢を重ねれば重ねただけ顕著になる。

確かに職場にいる同僚のことなど深く知りたくもないと思っているかもしれない。

喫煙所や給湯室(今や古いのか!?)での同僚との会話の最中、心底『そんなこと知らないよ』と思っていたとしても不思議ではない。

しかし残念なことに、ここにもう「出会えない秘密」が隠されている。

■他人への興味の無さは「癖」になる

実は、日々こうして「興味がない」コミュニケーションを続けていると、いざ出会おうとしたところで全くうまくいかない。

なぜなら、人に対して興味がないことが「癖」になってしまっているからだ。

よく、私のところへ『いざ人に何かを話すと時に言葉が出てこないんです』という人が相談しにくる。

この気持ちは痛いほど分かる。

この私がそうだったからだ。

その原因は、当たり障りのないコミュニケーションが生んでいるといっても過言ではない。

ここでは「コミュニケーションは癖を持っている」ということを覚えておいてほしい。

■人は出会いたいと考えながら思考を止めている

私に相談しにきた弟子の一人でOさんという女性がいる。

彼女は長年婚活を行なってきたが、思うような成果が出ず本当に八方塞がりといったところで私に救いを求めてきた。

そこで私はまず、Oさんにこんな質問をしてみた。

『どんな男性と結婚をしたいと考えているのか?』

すると、堰を切ったように、年収やら容姿やら家柄やら本当にたくさんの条件が湯水のように湧き出てきたのだ。

そこで私はこう聞いてみたのだ。

『そのような男性はどこにいそうかイメージできるかね?』

するとOさんから意外な答えが帰ってきた。

『それが分からずにいつまでも出会えないから困ってるんです』

そう、Oさんは自分の理想を明確にすることには成功した。

しかし、肝心の相手が「どんな人物なのか」ということに関してはイメージすることができなかったのだ。

この話は、誰にも当てはまる。

恋愛において人は、『私はこんな人が理想』と考えながらも、そこで思考が停止してしまう傾向がある。

これは大変もったいない。

あなたがイメージできるものはこの世に存在するからである。

「出会い」というのは「運命」の要素大きい。

しかしその「運命」「確率」によって操作できるものである。

だから私は、多くの人に運命を変えてもらいたいと思っている。

■人間への興味が「縁」を引き寄せる

結論から言うと、身近な人とのコミュニケーションを見直してみてほしい。

物理的に「良い縁に出会う」とすると、実はこの方法が最もベターだ。

「理想の人に出会う」ことから始めるのではなく、「すでに出会っている人をもう一度知る」ことから始めてみるのだ。

これはめんどくさければ実際に会話を交わす必要はない。

『ああ、この人はこういう人間なんだな』

という具合に脳内でどんどんとその人のストーリーを勝手に作ってしまえば良い。

結果的にこれがどのような効果を現すかというと、あなたの理想の人がどこにいるどんな人物かを教えてくれるヒントになるのである。

理想の人に物理的に出会うには、その人がどんな人物なのかを鮮明にイメージできなければならない。

あなたの理想の相手は、まだ完全に形になっていない状態だ。

それを形にした時に、あなたは出会いの扉を開くことができるのである。

■おわりに

ここではまず、「イメージ法」によって自分の理想を具現化させることから始めてもらう。

突然、出会いの場に放り投げたところで、私だったら『できない』と匙を投げることだろう。

人は「出会いたい」と言いながら「出会いたいのがどんな人間か」をイメージすることが苦手である。

身近に出会える人を使ってコミュニケーションを見直すことで、イメージを養ってもらいたいと思う。

コミュニケーションは「癖」を作る。

ほんの少し視点を変えるだけで、あなたの理想の人はあなたの目の前に具現化していく。

実際に好みの人がどのようなところにいるかについては、次回にご紹介していこう。

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