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恋愛マッチポンプの法則

さて昨日の投稿の続きとなる、『追いかける恋』をする者のための法則についてお話していこう。

まあ、どんな話だったかは、昨日の投稿をご覧になっていただきたい。

【関連記事】追いかける恋、追いかけられる恋

つまり恋愛に悩むパターンは2つあって、「追いかける恋」「追いかけられる恋」かに大別されることになる。

その中でも、人間というものは恋愛に「自己実現」を見出す生き物であるから、恋愛が自分の思い通りにいかないとパニクる仕掛けになっている。

自分の思い通りにいかない恋愛とは、追いかける恋か、はたまた追いかけられる恋かといえば断然「追いかける恋」である。

追いかけられて自分の思い通りにいかないんだという人はなかなかみない。

*稀に「好きでもない人に好かれて困る」という人はいる。

だから追いかける恋をなんとかすれば、恋愛の悩みの8割ぐらいはなくなるんじゃないかしら、と思っている。

この投稿もそんな「追いかける恋」をする者が無事に「追いかけられる者」を捕獲?するための法則をご説明するものである。

それでは解説していこう。

目次

■追いかける・追いかけられるは実は相性がいい

「追いかける恋」をする者と「追いかけられる恋」をする者は、実は相性がいい。

相性がいいと言ってしまっていいのか定かではないが、この2つのパターンはお互いが足りないところを綺麗に補い成立しているからだ。

追いかける・追いかけられる、これだけ見てもそれは明らかだろう。

追いかける恋をする者は、人生を通してずっと好きな人を追いかけてしまうことが多い。

追いかけられる恋をする者は、人生を通してずっと追いかけられることが多い。

実はこの2つのパターンに思い当たる節がある人は、もれなく「恋愛依存」なのだ。

恋愛依存については、私の過去のブログなどを読んで理解を深めてほしいが、なぜこのような行動を繰り返してしまうかというと、ひとえに「自信」「自己肯定感」が関係している。

つまりは恋愛依存が何を補っているかというと、自信を補い合いしてるわけである。

追いかける者は「与えること」に自信ややりがいを見出し、追いかけられる者は「与えられること」に自信ややりがいを見出している。

これは全て、子供の時に受けた生育過程に起因するものであるので、自分の性格や行動の土台になる。

これらの性格や行動は、もちろん恋愛にも適用され、同じようなパターンの恋愛を繰り返してしまうことになるのだ。

■追いかける恋愛をする人の特徴は?

追いかける恋愛をする者の特徴は、「真面目」である。

人間は、「未解決」の物事に強い不快感を表す。

物事が中途半端になることが許せないわけである。

追いかける恋愛をする者は、それをすることによって「自分が成長しているような」「レベルが上がったような」感覚に一喜一憂する。

なんらかの変化があった時に、これらを体感することで物凄い快感が脳を占領するので、いつまでもその恋から抜け出せなくなるのだ。

ただ、追いかける恋愛をする人が最初からハードルの高い恋愛にどハマりするわけではない。

実は最初は「追いかけられる恋」をする者が、言葉巧みに近づいてきて恋愛にハマらせているのだ。

追いかけられる恋をする者は、相手が自分に夢中になったとみるやすぐにその恋愛から退却してしまう。

後々説明するが、それが追いかけられる恋をする者の特徴だからだ。

しかし一旦恋のスイッチが入ったにも関わらず、それが未解決で宙ぶらりんのままになることが、許せないのが追いかける恋をする者の宿命だ。

子供の頃から高いハードルを課されてきた経験から、それを途中で放棄することが許せず、いつまでもそのスパイラルの中に依存してしまうことになるのだ。

■追いかけられる者の特徴は?

追いかけられる者も、子供の頃から色々な物事に高いハードルやプレッシャーをかけられて育てられてきたが、こちらはそれによってあらゆる物事が「億劫」になってしまっている状態だ。

こちらは人に与えられることに強い快感を見出すが、それが「出会いの時」にほぼ限定される。

だから追いかける恋をする者に巧みに近づいて、自分に興味が向いたと思ったら「ポイーッ」と放り投げてしまうのだ。

なぜならその恋愛でおきるであろう責任は、子供の頃から色々な物事に高いハードルやプレッシャーを思い出す行為なので、頭では分かっていてもどうしても建設的な人間関係が築けないのである。

■追いかける者のための恋愛マッチポンプ法

マッチポンプとは「自作自演」である。

つまり、恋愛において自作自演をすることで、追いかけられる恋をする人を自分に夢中にさせるための方法がこれだ。

具体的な方法はというと、「ストレスをかけて、それを解消する」だけである。

まずそもそも、追いかけられる恋をする者はストレス耐性がないことが多い。

なぜならこれまで、あらゆる場面で他人にストレスをかけられて生きているので、いつも何かしらのことで悩みを抱えていて、なおかつストレスに弱い。

だから人間関係でも仕事でも日常生活のことでもなんでもいいが、嫌な思い出を思い出させて、それをあなたが解消してやればいい。

あまり思い出したくない事柄について、それに伴う答えを用意しておけばいいだけの話。

同じ職場なら仕事の話だろうし、人間関係だったら他人に根回しでもしておけばいい。

追いかけられる恋をする者は、常に安心がなく、いつも孤立していると錯覚している(実際は多くの人支えられているのだが)。

だからあなた自身が相手の安心の基地となれば、強く結びついていることができる。

人はストレスを溜めておくことができない作りになっている。

だから、ストレスによる「ドカ食い」ストレスによる「ギャンブル依存」ストレスによる「恋愛依存」があるわけである。

なんでこうした依存行動を起こすかというと、ストレスによって脳が大ダメージを負うことを脳自体が避けているからである。

このあたりのことは、拙著『超越術 覚醒羅針盤』に詳しく書かれているのでよく読まれてほしい。

つまり、依存行動というのはストレスに対する癒しなのである。

だから言うなれば、あなたが恋愛で相手に依存しているのは、人間関係に対するストレスを他者に依存することで何らかの癒しを得ている、ということになるだろう。

相手にかけるストレスというのは、この場合なんでも良いが、コツとしては社会的で派手なことの方がいい。

追いかけられる恋をする者は、相手の気を引くことに長けているというか、「相手からちやほやされること」「高いところから見下すこと(失礼)」で自信を得るタイプであるので、多くの人が注目することとか、社会的に普遍的な価値観だとかに弱い。

つまり見栄っ張りなのだ。

だからそのことを考慮してゆるーくストレスをかけてあげ、それを解消すると快感となるわけだ。

そうるすと「あなた=快感」となり、一歩進んだ関係が築けるはずだ。

■おわりに

先日告知を行なった『ビジネス仙道』について、お申し込みを多数いただいている。

中には「人生を変える」という意気込みで、一から学ばれようとしている人もいる。

人生を変えるのに年齢もセンスも関係ない。

重要なのは意気込みと本気度である。

今後人生を変えたいにもしても、「何をして良いか分からない」という場合、「こういう方法がある」と一つ知っておくだけでもかなり安心感が違ってくるだろう。

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