今日は、『恋愛』についてお話をしていこうと思う。
まず、皆さんは「沈黙は金、雄弁は銀」ということわざを聞いたことがあるだろう。
沈黙とは時に「金」と同じく喩えられるほどの価値があることを教えているのだ。
時に人は、いかに上手く話すかよりも、いかに「黙るか」が重要となる場面がある。
実はこれ、「恋愛」にも該当するものなのだ。
例えばあなたは、大好きな人と対峙した時に、なんとか話さないといけないとか、上手いことを言わなきゃいけないなんて考えて『ベラベラと余計なことまで喋ってしまった』と後悔することはないだろうか。
そう、人は人と対峙すると「なかなか黙れないもの」なのだ。
しかし、あなたの想いを正確に相手に伝えたい場合、ベラベラと喋り続けるよりも、いっそ黙ってしまった方が効果を発揮する場合がある。
それはどのような時かというと、おおよそその人と「ある程度顔見知りになっている」ような時である。
初対面で仏頂面して黙り続けていると、波動が合わず恋愛対象として見られないので、このあたりのことは拙著『恋愛波動の法則』を読んで最強のファーストインプレッションを作り出して欲しいと思う。
ここでお話するのはそうではなく、友人知人の仲だとか、職場の同僚だとか、そういった間柄を想定して話をしていきたいと思う。
まず、黙った方が自分の意図を効果的に伝えられるということは、実はあなたもすでに体験したことがある。
それは「学校教育で」だ。
学校で、いつまでも静かにならない生徒に対して、先生は教卓の前で腕組みをし、じっと静かになるのを待っていたなんて経験はないだろうか。
そんな時は、「静かにしなさい!」なんて怒鳴るよりも、正確に先生の意図を肌で感じたはずだ。
これは私がいつも言っている「同空間上での気のやりとり」ということになる。
気が空間を介して物理的にあなたに伝わり、先生の意図を理解したことに他ならないのだ。
この「黙る」という行為は、恋愛にとんでもなく使えることがある。
黙ることで我々の心理がどのように動かされるのか、そして恋愛における黙ることのメリットとは?
このあたりを、本日後半の投稿でお話していこうと思う。
ついつい喋ってあとあと後悔しているような人は、黙るだけで好印象を作り出すテクニックを教えるから要チェックしてほしい。