MENU

【不倫で悩む人へ】人類は「不倫」を認めていく

さて、本日だらだらと続いてしまった「不倫」がテーマの記事も今日で一区切りだ。

これまでの投稿では、「不倫によって人類が進化してきた」という可能性を、「女性のオーガズム」の観点から解説したわけだ。

つまり私たちが持っている「一人の人間をめとる」という婚姻観念は、誰かによって作られて強制されてきた可能性の方が高いというわけである。

つまり私たちが持つ価値観というのは、本能とは別のところにある可能性があるのだ。

それでは一体なぜ?なんのために不倫は否定されるにいたったのか

そして結論として、不倫は今後どうなっていくのかを、お話していきたい。

目次

■不倫は「生活スタイルの変化」によって無くなった

人類が「不倫」によって進化してきた可能性は、前日の投稿を見てもらおう。

【関連記事】【不倫で悩む人へ】不倫は「文化」ではなく人間の本質

しかしどうして人が、本能的で自然な進化にあらがうように「不倫」をやめてしまったかというと、「生活スタイルの変化」が原因と見られている。

最初期の人類は、木の実を拾ったり、狩りで動物を獲ったりするいわゆる「狩猟採集生活」を行なっていた。

つまり比較的小規模な集団で生活していたわけである。

しかし、小麦をはじめとする農作物コントロールして育てるられることが分かると今度は「農耕生活」に以降することになる。

このような生活では一箇所に定住することができるし、たくさんの集団も共に生活することができるようになる。

つまり「管理社会」「文明」がスタートするのである。

こうした文明をスタートさせるにあたって、色々な問題が勃発することになる。

その一つが不倫による「性病の蔓延」である。

これまでは、小さな集団でとっかえひっかえ自由に不倫を楽しんでいたが、今度はより大規模な集団になり、一人の行動が多くの人の迷惑になるようになった。

つまり不倫が否定された原因は「人に迷惑をかけない」という集団が生き残るためのルールに基づくものだったのだ。

■人はなぜ「不倫」に嫌悪感を抱くのか

昨今の日本のメディアは、狂ったように有名人の不倫バッシングを繰り返している。

正直なところ『もういいよ』という言葉が出てきている人だっているはずだろう。

しかし、なぜメディアは不倫のバッシングをやめないのか。

それはとても単純な理由で「儲かるから」だ。

不倫は人の興味を引く。

そして「一体感」を生み出しやすい。

だから凄まじいばかりの勢いで、不倫のニュースは伝染していくのである。

人はなぜ「不倫」にこれまでの嫌悪感を抱くのか。

ここまで読み進めたところで勘のいい人であれば気づくはずだ。

それは「農耕生活」が始まり「文明」がスタートした時の名残なのである。

つまりは「裏切られた」と思うのだ。

『文明の中で生きるにはルールが必要だろう?』

『そのルールを破ることは許されないはずだ!』

およそ多くの人は、こういうロジックで不倫を捉えているのではないだろうか。

文明の中で社会の中で真面目に生きている人こそ、不倫について嫌悪感を抱きやすい。

それもこれも、「農耕生活のスタート」という生活スタイルの変化によって生まれたものであるのだ。

■不倫のメリットは「オス」にしかない

『本当は不倫なんてやめたい』『でも惚れちゃったものはどうしようもない』

こんな具合で不倫恋愛におアツな「女性」はたくさんいると思う。

しかしそんな人たちに少しばかり冷静になってもらおうと思う。

現代では、不倫をすることのメリットは「男性」にしかないのである。

つまり不倫をして得するのは「男だけ」ということなのだ。

女性がセックスを相手に与えるということは、とても大きなことだ。

その意味は「種の保存」であり、古くからこの部分は変わっていない。

それだけ女性にとって重要な意味を持つセックスを与える代わりに、男性は女性を守るのである。

しかし不倫という行為は、こういう一切の義務を男性が負わない行為である。

つまり、そこにあるのは女性が持つ「いいところ」だけを、男性が盗んでいるのと同じことなのだ。

なんの保証もなく男性はセックスにありつける。

男性にとってはこんなメリットはないだろう。

だからこそ女性はこういう事実をよく理解して、不倫に足を踏み入れそうになった時にふと思い出してほしい。

■人類は「不倫」を肯定していく

長々と説明したが、結論として今後不倫はどうなっていくのか。

私は、人類は「不倫」を認めて、肯定していくのではないかと考えている。

よくよく考えてみて欲しい。

人類の進化とは、「緩和」の連続であったのではないだろうか?

あれも認めよう、これも認めよう。

こんな感じで、人の多様性を認めた結果、今日の私たちの生活があるのである。

あれだけ日本人が毛嫌いしていた「Facebook」はどうだろう?

他人と自宅すら共有する「シェアリングエコノミー」はどうだろう?

つまり21世紀の今、多数派ではなく「少数派」の意見に耳を傾ける時代になってきたのだ。

現に不倫が肯定される未来が近づいている。

「ポリアモリー」「オープンマリッジ」の流行などは、それの最たるものだろう。

ここまで説明した通り、「不倫」は動物の本能である。

人類は、「人間らしさ」を取り戻すために原始的な生活に戻っていくのかもしれない。

■お知らせ

長くなったが、ここまで度々説明したとおり、これらの説明は私自身が「不倫を肯定している」ものではない

なんだか保険をかけているみたいで嫌だが、不倫の渦中にいて悩んでいる人がいると思っている。

このブログの趣旨は「依存からの脱却」だ。

つまりは、これまで見ることのなかった世界を知ることによって、気づきを得て解放させることを目的としているのだ。

だからこそ、私はそういう人らに、救いの手を差し伸べたいという気持ちを持っている。

問題が複雑になる前にもちろん対処した方がいいだろう。

何度も言うようだが「知らない」ということが最もいけない

一人で抱え込まずに一度気軽に相談されにきてほしい。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

目次