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コンフォートゾーンは「出るタイミング」が大切

本日は、超越術の提供を始めてちょうど「2ヶ月目」となる日だ。

なんだか大分長いことやっているような気がするが、まだまだ2ヶ月なのだ。

特に先月は、色々と自分の中でも厳しい状態が続いた。

自分を過信して、施術を請け負い、結果気のバランスを崩してしまった。

そのバランスの崩れは完全に尾を引いて、昨日なども急な価格改定などで、最も迷惑をかけてはいけないはずのご依頼者様に多大な迷惑をかけてしまった。

とんだ醜態をさらし、まだまだ自分の修行の足りなさを痛感した次第だ。

しかし、そんな未熟者の私にも施術をお申し込みいただいている。

なんと先月も変わらず「200件以上」の施術を承ることができた。

これもひとえに、ご依頼者様にいただいたご縁のおかげである。

今後は当初に戻り、本来の施術スタイル・価格のまま提供していきたいと思う。

なぜかはこの投稿を読み進めていただければお分りになるかと思う。

昨日の投稿でも書いたが、また一から気を引き締めて超越術の提供を行なっていきたい所存だ。

何卒今後ともよろしくお願いしたい。

さて、本日のテーマは、そんな私の恥ずかしい姿を参考として、『自分本来の力を発揮する方法』について話をしてみようと思う。

目次

■居心地が良い場所は本当にダメな場所なのか?

皆さんは「コンフォートゾーン」という言葉を聞いたことはあるだろうか。

コンフォートゾーンとは、ひらたく言えば「自分にとって居心地が良い場所」のことである。

人間は「安定」を重視する生き物だ。

不安を感じるとどうにも落ち着かなくなったり、トンチンカンな行動をしたりしてしまうわけだ。

このコンフォートゾーンという言葉は、動物行動学と心理学の分野から生まれた「ヤーキーズ・ドットソンの法則」を元にして生まれたものだと言われている。

この法則で何が説明されているかというと、人間は「緊張していた方が効率が上がる」と言われているわけである。

この法則が転じて、人間が安定を重視し、居心地が良い場所にとどまる傾向を持つことから「コンフォートゾーン」という言葉が生まれたわけだ。

つまり、自分の能力を最大限に発揮し目標を達成するにはコンフォートゾーンから出た方が、適度な緊張を受けて効率が上がるよ、という考え方なのだ。

昨今では、様々な自己啓発系のコンサルタントがしきりに『コンフォートゾーンから出ろ!』『コンフォートゾーンに留まってはダメだ!』と声高に主張している。

私はこれについてかなり疑問視している。

なぜなら、他人の受け売りで目標を高く掲げてコンフォートゾーンを出たところで、ほぼ100%挫折するからだ。

■コンフォートゾーンを有効に使う

ここでコンフォートゾーンについて、少し図で説明していこうと思う。

説明したとおり、コンフォートゾーンとは「居心地の良い場所」のことだ。

この居心地の良い場所を好む性質は、人間だけでなく動物全般に言えることだ。

なぜなら、「外敵に襲われる」「身の危険に侵される」という心配がないからである。

上の図のように、コンフォートゾーンを取り囲むように、「ストレッチゾーン」「パニックゾーン」と続いている。

例えばこれを動物に例えてみると、コンフォートゾーンは「生活をする巣」である。

しかし当たり前のように餌を捕獲するには、生活する巣から出る必要があるだろう。

『ああ、腹が減ったなあ、いっちょ狩でも行ってみるか!』と決めてコンフォートゾーンの外に出ていくわけである。

上の図にも書かれたように、コンフォートゾーンから出る際に超重要なのが「自己決定による挑戦」なのである。

そうでないタイミングでコンフォートゾーンの外に出ることは、100%挫折に繋がる。

なぜなら、それをつい最近までの私を例にお話してみよう。

■私の経験談

つい先日も投稿したが、あるご依頼者様とのやりとりで、もう施術や鑑定をやめようかどうしようかというほど、気のバランスを崩したことがあった。

そもそもの発端は、『ちょっとお時間かかるかもしれないなあ』と思いながらも、ご依頼者様の熱意に後押しされ施術・鑑定を承ったことによる。

この時、私は自分を過信して全く気づかなかったわけだが、コンフォートゾーンから一気に「パニックゾーン」に足を踏み入れていたわけである。

そこからは、皆さんもご存知のとおり、とんだ醜態に繋がるわけだ。

自分でも不思議に思うほどトンチンカンな行動ばかりをしていたと思う。

そして、ご依頼者様にもご迷惑をかけながら、全てを元どおりに戻した。

するとどうだろう。

憑き物が落ちたように、色々なものが回り始めた。

つまり上手くいくようになってしまったわけである。

だから施術・鑑定も元どおりだし、価格も今後は改定を行わないとしたのだ。

■コンフォートゾーンは悪いことじゃない

つまりこういうわけで、『コンフォートゾーンから出ろ!』『コンフォートゾーンに留まってはダメだ!』という、昨今の根性論的な風潮に疑問を持っている。

だってよくよく考えてみてほしい。

安心できる場所でのパフォーマンスは高いだろう?

不慣れなところで一芸を披露するのと、慣れしたんだ家族が住む自宅で一芸を披露するのとでは、出来が違う。

しかし、先ほども話したように、あなたが目標を達成するには「巣」から出なくてはならない。

だからこそ、コンフォートゾーンを出る「タイミング」が非常に重要になってくるわけだ。

このタイミングは、決して人に任せてはいけない。

必ず自分で決めなくてはならないのだ。

さもなくば、ここ1ヶ月の私のようになってしまうからだ。

■おわりに

「何をしても無気力だ」

「楽しくない」

「幸せを感じない」

「いつも不安だ」

「何をして良いかわからない」

こういう場合、「コンフォートゾーンからの出方」に失敗している可能性がある。

このような悩みに苛まれている場合は、今一度「コンフォートゾーンに戻ること」をされてみると良いだろう。

そうして気のバランスを整え、しっかりと英気を養うことで、次の目標も見定まってくるはずだ。

だから、巷で言われているような「コンフォートゾーン=サボる」ではないことを重々理解してほしい。

コンフォートゾーンを理解することは、実は気のバランスを把握するツールでもある、と気づけたことはとても収穫だった。

いまいち、自分の気のバランス、コンフォートゾーンの扱い方について分からないという場合は、遠慮なく相談してほしい。

同じような苦しみ、悲しみは出来るだけ皆さんに体験してほしくない。

迷ったら遠慮なく相談されてほしい。

それでは長くなったが、3ヶ月目もどうぞよろしくお願いする所存である。

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