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ダイエットを“無理なく”“確実に”成功させる法

今年はの梅雨開けはことのほか早かった。

これから夏真っ盛りとなる、肌の露出も増えるだろうということを踏まえてダイエット関連」の記事を投稿してみよう。

突然だが、ちまたにはダイエット関連の情報がこれでもかと溢れていまるが、それら全てがほぼ間違った方法だ。

多くのダイエット方法は「カロリー」を中心として作られているだろう。

1日の摂取量の目安は、男性だったら約2,500キロカロリー、女性だったら約2,000キロカロリー。

これが人間が摂れる1日の摂取量だと言われている。

太ってしまったのはこの1日の摂取量を超えて「食べすぎ」たから起こるものだと信じられている。

だから食べた分以上に「食事制限」したり「運動」したりすれば痩せるというのが、ダイエットの基本構造になっているのだ。

なんと驚くことに、このダイエットの方法は、肥満が問題視されるようになった100年以上も前から何にも変わっていないのだ。

つまり『食べなければ痩せる』というちょっと無謀な方法が延々とまことしやかに行われているのだ。

目次

■食べないで痩せることは「餓死」しようとしてるのと同じ

まず、そもそも私たちがダイエットと呼んでいる行為は「脂肪を落とすこと」だ。

だからどんなダイエット本も「脂肪をいかに落とすか」を一生懸命解説しているのだ。

しかし多くの人は、脂肪をいかに落とすかばかりを考え「脂肪がなぜつくか」を考えてはいない。

脂肪がなぜつくのかを知ると、人が「なぜ痩せにくいか」が分かってくるのだ。

例えば、一生懸命食事を制限して数キロ痩せたとしよう。

でも、その数週間後には元の体重に戻っていたということはないだろうか?

これには理由があって、脳は脂肪の量をとてつもなく気にしているのだ。

ダイエットをして数キロ脂肪を無くしたことを脳は見逃さない。

少しでもダイエットをして脂肪が減れば、「空腹感を覚えさせて食べさせたり」「眠気を出したり」してできる限り脂肪を元の量に戻そうとするのだ。

その結果、厳しいダイエットをしたにも関わらず元の体重に戻ってしまう。

これは俗にリバウンドと呼ばれているものだ。

だから多くの人が「食べなきゃ痩せる」と思いこんでいるが、食べようが食べなかろうが脳が脂肪の量を覚えているので、どんなことをしても元の脂肪量に戻ってしまうという寸法なのだ。

脳がなぜ脂肪の量をいやらしくモニターしているかというと、私たちの「体温」が関係している。

私たちは恒温動物で、大体37度前後の体温を維持するように出来ている。

普通の健康的な体の状態であれば、37度の体温を維持することは簡単だが、ストレスによって「自律神経」が乱れることで脳が37度の体温を保てないと錯覚するようになるのだ。

結果的に、なんとかして体温を維持させるために体は脂肪をつける。

そうして体温を維持するための脂肪の量を脳が覚えているので、絶対に普通のダイエットでは痩せることは難しいのだ。

これが人が太る本当のメカニズムだ。

ちなみに、よくあるダイエットで行われる「制限させるダイエット」あれはいけない。

結果的に健康的な栄養バランスが取れ、自律神経がしっかりしていれば痩せていくので、食べないことは余計にストレスを増加させ、自律神経が乱れるので痩せにくくさせる原因になる。

特にリンゴだけ、バナナだけを食べさせるようなダイエットは「餓死」に向かっているのと同じことなのだ。

完全なる栄養失調である。

このダイエット方法を実践している本人も永久にリンゴだけ、バナナだけを食べろと言われたら恐らくノーと答えるだろう。

■気の力を使った本当のダイエット法とは

だから痩せたい場合、まず最初に行わなければならないことが「自律神経を整えること」なのだ。

それには、気功のノウハウを使うことで手っ取り早く自律神経を整えることができる。

拙著『気のスーパー・ダイエット』でもご紹介している方法だが、実は「ゆっくり動くこと」を意識するだけですぐに効果的に痩せることができるのである。

「ゆっくり歩く」

「ゆっくり食べる」

「ゆっくり喋る」

人は、そもそも自分自身の「速度」を持っている。

しかし社会に出ることで、自分以外の速度に合わせる必要が出てくるわけだ。

「会社のノルマ」

「上司の命令」

「友人や恋人とのコミュニケーション」

他人の速度に合わせ続けることで、無意識的にストレスが溜まり結果的に自律神経が狂ってしまう。

昔の私がそうであったが、これだけ周りの環境にあくせく動いてどんどん太っているのに自律神経のことなど全く考えなかった。

太った原因が『年だからなあ』などと思っている場合があるのだ。

もうこなると、肥満へ一直線になってしまう。

気功の世界には、ゆっくり動くという行がある。

内家拳の一つである太極拳などはその良い例だ。

太極拳を見たことがある人は分かるかと思うが、ゆっくり動きながら全身に気を行き渡らせていく。

ゆっくり動き、その動きの一つ一つをつぶさに観察しながら「良い動き」を残し、「悪い動き」だけを取り除いていくのである。

だから太極拳の達人などは、健康で長寿な人が多いし、何よりも痩せている人が多い。

だからこのブログを読んでいただいている方は、絶対に「食事制限」などのダイエットは行わないようにしていただきたい。

必ずリバウンドするハメになってしまう。

それよりもまず、自律神経を整えることから行おう。

そうすれば立ちどころに痩せていくことができる。

ここでお話したものは、『気のスーパー・ダイエット』からの抜粋したものだ。

10分もあれば全て読める内容なので、本気で痩せたい方は読まれると良いだろう。

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