さて、本日後半の投稿にうつろう。
後半のテーマは、前回からの続きとなるヨガの観点から考える『リラックス法』である。
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「リラックス」という言葉は今や世に溢れすぎていて、その定義はアヤフヤである。
リラックスとは、緊張の対義語であり、くつろぐこと、と言われている。
様々な媒体で「リラックスを心がけるように」促されているが、その実『リラックスってなんだろう?』と疑問に思っている人だって多いのではないだろうか?
そう、皆一様にリラックスリラックスと言ってはいるが、リラックスについて深く考える機会はなかったのではないだろうか?
この記事では、ヨガのそれも「眠り」からリラックスを掘り下げ、論じていこうという試みを行おうとしている。
それではどのように、どうやって本当のリラックスを知れば良いのか?
実際にご紹介していこう。
■リラックスを知ることは、自分の中の「緊張」を知ること
雑誌などを開くと、「マインドフルネス」などをはじめとしたリラックス法の解説をたくさん目にすることができる。
しかし騙されてはいけない。
ここで紹介されているリラックス法というのは、「これだけやってれば大丈夫」というものではないからだ。
つまり、リラックスの方法は人それぞれ異なっているのである。
だから、本当に自分自身にあったリラックスとは何かを知りたければ、まずは自分の意識に積もりつもった「緊張」を知らなければならないのである。
その有効な方法の一つが、自分の「寝相」について知ることなのだ。
■人は「寝相」によって日常のストレスの矯正を行っている
人の寝相には、リラックスにいたる様々なヒントが隠されている。
寝相は、私たちの日常のストレスを緩和してくれる働きを持つ。
私たちは、日々の社会生活の中で様々な緊張、ストレスを受けている。
そういったものは、もちろんどこかで体から排出しないと体がどんどんと本来の調子から外れていってしまう。
『私はお酒、タバコでリラックスしているから大丈夫』
こう言っている人は本当に気をつけられた方が良い。
酒、タバコでは溜まったストレスを緩和させるには絶対にいたらない。
それではどこで体に溜まったストレス、緊張を緩和しているかというと、それが「睡眠時」なのである。
実は疲れ知らずで日常的に元気な人であるほど、睡眠時の寝相が悪い場合が多い。
これは日中体内に蓄積したストレスを外に出す、回復のための生理現象なのである。
だからこの寝相の悪さはとても良いことである。
実際に成長著しい子どもなどは、大人が心配するような寝相を見せることが多い。
しかし、これはいわゆる「超回復」を行っているので、心配をするどころかむしろ安心して良いのである。
それよりも日中も睡眠時もスーッと大人しく過ごせてしまっているような子どもはとても危険だ。
なぜなら、その体内には吐き出されなかったストレスや緊張が溜まっているので、いつどんな時にそれが爆発してしまうかが分からないのだ。
このように、寝相によって自分のストレス状態を把握することができる。
しかし「寝相」とは睡眠時のものであるから、寝ている時のことは分からないではないかと思われるだろう。
安心されてほしい。
人は、睡眠に入る前、つまりは入眠の段階から「癖」を現している。
例えばうつ伏せで寝る、仰向けで寝る、というのも癖の一つである。
このような入眠の時に見せる癖から寝相を把握し、矯正していくことで「自分だけのリラックス法」を知ることができる。
次回は、実際にこの「癖」のいくつかをご紹介し、「真のリラックス」を知っていただこうと考えている。
楽しみにされてほしい。