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不安がきたら「流れに逆らわない」

本日のテーマは昨日の投稿の続きである、『損失の回避』について話をしていこう。

【関連記事】不安な時こそ「気功」を使う

あなたが今『ついてないな?』と感じているとしたら、それは「小さな損失」「小さな失敗」を繰り返し続けたからかもしれない。

私は常々、運というものは「良いエネルギー」「悪いエネルギー」が組み合わさって成り立っていると説明している。

だから運が良い人というのは、エネルギーのバランスが良い人であるわけだ。

そう、いつものことながら、太極図のようなものである。

「小さな損失」「小さな失敗」は、それ単体ではなんてことないものだ。

しかし、それらの損失や失敗は「次の行動、次の行動」に影響していくわけである。

だからできる限り、失敗や損失をそれ単体で止めておくことで、運を最大限太くしておくことができるのだ。

ここでは、その損失・失敗の超越術流の避け方を伝授していこうと思う。

目次

■不安が起こったら「流れに逆らわない」

失敗や損失は癖になる。

最初は何げないケアレスミスだったものを、意図的に起こすようになるのである。

なぜ起こしたくもない失敗や損失をわざわざ、意図的に起こしてしまうのか。

その正体は、「不安」である。

『あれ?これこのやり方でよかったんだっけ?』

『次もミスするんじゃないかな』

『だんだん自信がなくなってきた』

しっかりと準備・用意しているにも関わらず、このような感情が湧きおこってしまう場合は、100%あなたは不安を感じているのだ。

そして、この不安感はあなたの体を「勝手に動かしてしまう」わけである。

つまり、「いてもたってもいられない」という状態になるわけだ。

なぜ、人はこのような行動を取ってしまうのかというと、「損失を回避しようとする性質」によるものだ。

人は「徳」よりも「損」に過剰に反応する性質を持っている。

いわゆる「プロスペクト理論」と呼ばれるものだ。

だから、あなたが不安になればなるほど、損失を回避しようと躍起になって動いてしまうというわけだ。

例えば分かりやすい例で言えば、「人が溺れた時」と同じなのである。

人が海で泳いでいて、パーッと波にさらわれてどんどん岸から離れていってしまう時、人は途方もない不安にかられる。

なんとかして、岸に戻ろうと持てる力を使って必死に波にあらがって体を動かしてしまうのだ。

しかしこれは間違った対応である。

なぜなら、波はある一定のところでエネルギーを分散させるので、そのポイントに着くまでは流れに逆らわずにプカプカ浮いていないといけないのだ。

■不安は「気」のバロメータ

だから、『嫌だな』とか『不安だな』などの感情は、悪いものじゃないのだ。

あなたの「運」の行方をあらかじめ教えてくれる水先案内人のようなもであるわけだ。

それではどのようにして流れに身を任せれば良いかというと、最も良い方法は「放っておくこと」なのだ。

しかしこれは最初にも述べたように、「しっかりと準備・用意している」ことがまず重要だ。

それにも関わらず、なぜか不安になってしまう時は安心して「放っておいて」ほしい。

つまり「不安の原因から距離をとる」ということをしてほしいのだ。

むしろ動かずに状況に敏感に意識と行動を合わせていくことで、運が開けていくのだ。

■おわりに

先日投稿した「神々のささやき」に続き、損失・失敗の回避方法をご紹介した。

それだけ恋愛にもお金にも仕事にも、損失や失敗によって気のバランスが崩れることは望ましくない。

自らが万物の気の流れの中に漂っている、という意識をしっかりと持つことが必要なわけだ。

『どうもついていないな』

と思うことがあったら、ぜひこの記事のことを思い出してみてほしい。

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