施術やご相談が立て込み、ブログを泣く泣くお休みすることになってしまった。
続いていたものがふとそこで途切れると、一気に気が緩んでしまう。
これは何事でも同じで、気功修行同様である。
だから通勤時間中や、職場での休憩時など、時間を見つけて少しでもできること行なっていただくと、必ず上達する。
人は必ず日々アドバンスするよう、無意識のうちに行動している。
だからあなたの行動の全ては決して無駄なものなんて一つもない。
『こんなことしても無駄じゃないの?』
なんてものは世の中に一つもないのだ。
■符呪派の仙道について
さて、本日は今メニュー化を検討している「符呪」についてお話をしようかなあ、と思ったが気が変わった。
超越術を提供していてよくよくご質問をいただくのだが、符呪図の書き方・使い方を教えて欲しいという要望だ。
符呪とは分かりやすく言えば仙道に伝わる魔法や魔術のようなものだ。
ただこれを体系だてて教えることは非常に難しい。
なぜなら、これはいち修行形態として知られているものではなく、立派な仙道の流派として伝えらているものだからだ。
しかしこれを自分自身で描けるようになれば、それはそれは強い力が手に入るようになるだろう。
そのあたり、どのようにして皆さんに提供していこうか悩んでいる次第だ。
分かりやすくまとめられたあかつきには、このブログで告知をしたい。
■頭の良さとは「勘」の良さ、の続き!?
さて、本日投稿するテーマは『成功について』である。
先日、こんな記事を書いたのを覚えているだろうか。
頭の良さとは、実に相対的なものであり、ある人にとっては記憶力や学力偏差のようなことを言うのだろう。
私が定義する頭の良さとは、「勘」である。
勘によってあらかたの方向性を導き出したり、はたまた答えを導き出せる能力こそが頭の良さであると定義づけたのだ。
勘を養うためには、出来る限り雑念を排除する必要がある。
雑念とは、日頃溜め込んだ合理的な選択であったり、その他あなたを悩ませるような様々な問題であり、そうしたものから距離を取って、一種ボーッとした状態から導き出す答えこそが、真に頭の良い答えであると考えているのだ。
さて、実はこの記事には続きがある。
それは何かというと、この勘の力をより一層高めるための秘密の方法になる。
これさえ知っていれば、あなたは必ず成功することができるし、一定の評価を手に入れることもできる。
『一生懸命やっているのに、なぜかうまくいかない』
こんな人にとっては、欠けていた最後の1ピースとなるかもしれない。
それだけ大きなことだから、成功したい人はこの記事をぜひ読まれていただきたいと思う。
■方法は方法でしかない
私たちは小さな頃から「方法」ばかりを学んできた。
それは前回の記事でもあらかた説明したとおりだ。
「自分の価値を高めたいから資格の勉強をするのだ」
「就職にはこういった資格が有利になるから資格の勉強をしなくてはならない」
よく私のもとを訪れる方々の中に、こうした強迫観念にかられてやりたくもない勉強を一生懸命行なっている人がいるが、そうした人は少し俯瞰して自分の行動を見てみて欲しい。
つまりこうだ。
その学びは、「どこに向かっている」のか?
ということだ。
確かに就職に有利に働くかもしれない。
職場でも重宝されるかもしれない。
しかしそれは一過性の現象にすぎない。
それはなぜかというと、必死になって学んだその技術は、それ単体だと賞味期限がついているからなのだ。
方法や技術というのは、パッケージ化された商品である。
だから誰でも方法や技術は平等に手に入る仕組みになっている。
*もちろん希少性の高さによって手に入る難易度は変わってくるが。
書店に行ってみてほしい。
書架には様々な方法や技術を記した参考書や技術書が所狭しと並べられている。
それらは棚から手に取られたらすぐに補充され、また新しい買い手を待つ。
つまりそれらの方法や技術というのは、大量消費されているといっても過言ではないのだ。
だが、従来の学校教育を受けてきた者にとっては、方法や技術を学ぶことこそ安心に繋がり、正義なのだ。
私たちが必死に学んできた方法や技術を陳腐化させない方法が一つある。
それが本日の投稿の趣旨になる。
たったこれだけを知っておくと、あなたの人生は急激に拓けたものになるだろう。
■哲学なき者は成功しない
結論から申し上げよう。
方法や技術を陳腐化させない秘密の方法とは、「哲学を持つこと」だ。
哲学とは、超ざっくり申し上げれば経験から作り上げた人生観ということになるだろうか。
実は、人間が人間として、人間社会で成功するためには、この哲学抜きにしては考えられないのだ。
少し過激なことを申し上げよう。
方法や技術を学んで安心している人というのは、人に使われる人生しか待っていない。
なぜならその行動は、ロボットとなんら大差ないからだ。
物言わぬロボットは、方法や技術が陳腐化してしまうと捨てられてしまう運命にある。
しかしそれを回避する一つの方法が、哲学を持つことなのだ。
哲学なんて仰々しい説明は抜きにしよう。
ようは、「あなたなりの考えは何か?」ということなのだ。
実はこれが、人間が人間だけに許された不滅の真理なのだ。
例えば私を見てみてほしい。
仙道や気功といったものを、このブログや超越術を通して教えているが、それらは私なりの人生哲学に則った方法や技術なのである。
仙道や気功の方法をただ学びたければ、書店に行って見つけてみればいい。
たくさんの種類があるし、私何かより上手に説明しているものもあるだろう。
しかし、その書店に並ぶ本と、私が提供する本は全く異なる。
それは私とその著者とでは、人生哲学が異なるからなのだ。
だから仙道や気功といった、世の中にたくさん出回る方法や技術を扱っても、私は独自の価値を持つことができているのだ。
今、あなたの身の回りにある様々な物を見回してみてほしい。
手元に置かれた本、アクセサリーは、全て誰かの哲学または表現に満ちているのだ。
つまり哲学や自分独自の考え方を持つことが非常に非常に人間世界では重要になるのだ。
もっと言ってしまえば、最初は哲学ありきだっていい。
「自分はこう思う」
「なんで自分はこう思ったか」
そうやって自分の感情を体系だてた先に哲学があり、その哲学に救われる人間というのが周りに生まれていく。
人間はこうして進化を続けてきたのだ。
だからあなたがどうしても成功したい場合は、方法や技術にプラスして絶対的に哲学を持つことが必要になる。
サラリーマンでも自営業でも関係ない。
あなたのフィルターを通すことで、人生は多くの意味を持つのである。
「私には何の価値もないから」
「私の言うことなんて誰も聞かないから」
こういうことを考えている人は、今すぐにそれを改めるべきである。
人類の進化からいって、哲学や表現は多ければ多いほど、その進化の可能性を持つはずだ。
■おわりに
あなたの行動は、方法や技術に偏ってはいないだろうか?
もしあなたが絶対に成功を収めたい場合は、必ず哲学を身につけなければならない。
その方法は実に簡単である。
「自分はこう思う」
「なんで自分はこう思ったか」
これを常に自問することで鍛えられるのだ。