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目に見えなき物を「見ること」が成功の秘訣である

テーマは、『願望成就の作り方』についてである。

実は、ご依頼者様いただく数々のご意見の中に、「好きなこと」「自分が本当にやりたいこと」など、こういうことをどうやって決めれば良いのかが分からないという方がかなり多いように思うのだ。

好きなこと、やりたいことの見つけ方はもちろんたくさんあるわけだが、ここではその一つをご紹介する、いわゆる「願望成就の第一歩」をお手伝いしていこうと思う。

目次

■目に見えることだけが全てではない

「好きなこと」「自分が本当にやりたいこと」、こういうことがよく分からない、自分の気持ちがよく分からないという人に共通しているのが「目に見えるものだけしか見ていない」ということだ。

身の回りに映る物理的な出来事にしか気が配れていないために、物質的な豊かさや肉体的な快楽だけを重視してしまいがちである。

しかし、ここに思い通りにならない不幸がある。

目に見えるものだけを見続けるということは、「実存」を過剰に意識して生活するようなものである。

このような傾向を持つ方は、総じて真面目で実直な方に多い。

なぜなら、何をするにも論理や正当性を重んじてきたためか、目に見えるしっかりとした「証拠」が正義であると考えているためだ。

しかし、目の前に広がる物理世界のみの中で生きていると、自分との間に整合性がなくなってくる。

なぜなら、自分の「心」との折り合いがつかなくなってきてしまうのだ。

目に見えるものだけを常に意識し続けると、自分の心の取り扱い方が分からなくなってしまうのだ。

■自分の体に意識を向けてみる

このように多くの人は物理的な空間を意識する毎日を送っているわけだから、そのような人に「心の動きを感じろ」「気を体感しろ」と言っても土台無理な話である。

だから段階的に、目に見えないものを見る訓練を行わなければならない。

その一つが、「自分の体に意識を向けてみること」だ。

自分の体の中でどこかに不調はないだろうか。

例えばどこでも良い。「肩こり」だっていいんだ。

人間は、「時間」を意識する動物である。

年を重ねるということはすなわち老化していくということだと考えているので、不調が起こっても自然現象のようにそれを受け入れてしまいがちであるのだ。

そのような自分の不調について治すように動き出すことが、実は結果的に見えないものを見ることに繋がっているのだ。

なぜなら、「肉体と意識」は表裏一体なので、体の不調を治したいと前を向くことは結果的に、目に見えない物を見ることに繋がっていく。

体に良いものを食べる、体に良い行いをする。

常に体にとって「良い」と思えることを探すようになるのだ。

この「良い」とあなたが思えることは「目に見えないこと」だ。

つまりあなたが体をイメージした結果に生まれた良い行いなのだ。

このように自分の体を使うことで次第に、物理空間から離れ、あなたは意識の世界にも活動の幅を広げることができる。

このようになった時にこそ、あなたの本領が発揮される時であるのだ。

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