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「性格」良き者がお金を稼ぐ

あなたの中の「お金持ち」とはどのようなイメージであろうか?

 

それは強面のヤクザのような人物だろうか?

それは良い大学を出たインテリのような人物だろうか?

それは弁のたつ営業マンのような人物だろうか?

 

これは全て妥当ではない回答である。

 

お金を稼ぐことができる人、というのはもっとシンプルなイメージを持っている。

 

そう、実は安定的にお金を稼ぎ続けられる人にはある特徴があるのだ。

 

これは別に自営業をしていようが、サラリーマンをしていようが関係ない。

 

お金を集めてくることができる人というのは、どのような人なのかを今日は理解してみることにしよう。

 

 

目次

■お金持ちに求められる資質は「性格の良さ」である

私は拙著『金運財操術入門』で、お金持ちに手っ取り早くなりたいのであれば、雰囲気を真似ることを強く推奨しているが、それは外見や考え方を真似ることで、最終的に性格のようなパーソナルな情報を真似ていただきたいと思っているからだ。

 

ただ単にオカルト的な考え方で言っているわけではなくて、しっかりと根拠に基づいて説明しているわけだ。

 

なぜそれほどまでに「性格」を強く意識させるのかというと、「性格の良さが人を呼ぶから」に他ならない。

 

お金というのは、所詮は「人と人」とが物を交換しあう際の価値の指標にすぎない。

 

つまり人に愛されなければ自然とお金は入ってこない寸法になっている。

 

それには性格の良さによって愛される仕組みを作ることが必要不可欠である。

 

それでは性格が良いとは、具体的にどのような性格の良さを言うのだろうか?

 

それは「慈愛」である。

 

慈愛の精神がなぜお金を引き寄せるにいたるかを次から説明していこう。

 

 

■お金を引き寄せる「慈愛」の秘密

「慈愛」とは、超簡単に言えば他人に向けられる深い愛情のことである。

 

「慈」は、もともと仏教の概念であり、梵語(サンスクリット)では「マイトリー」と呼ばれるものである。

 

慈が持つ意味は、生きとし生きる者に、深い友愛の心、持つことや、それらに対して安楽の心を持つこととされている。

 

つまり「他人に心底愛情を注げるか」という視点を持てるか否かという話なのだ。

 

慈愛を持つ者がお金を引き寄せる理由はいくつかあるが、それを一つずつ説明していこう。

 

 

【人は英雄を求める】

古今東西、人は英雄が好きだ。

 

その魅力に人は魅了され、人が人を呼び熱狂する。

 

英雄は、「才知や武勇などがすぐれ、普通の人には出来ないような事柄を成し遂げる人」とある。

 

こう書くと何かすごい才能が必要になるのではないかとか思ってしまいがちであるが、そんなことはない。

 

「慈愛の心を持つこと」それ自体が、英雄となる要素を持っているのである。

 

慈愛の概念を産んだ仏教は宗教のいち教派であるが、宗教自体が人を救う、人に安楽をもたらせるものとして発展した経緯がある。

 

そこにはなんらかの教祖がおり、彼らの人を惹きつける英雄的な側面に人は魅了されるのである。

 

このように、英雄とは自らが持てるものを人に還元することで、人を惹きつけていることが分かるだろう。

 

しかしだからと言って「他人ファースト」「他人一番」になる必要はない。

 

『お客様は神様です』

 

ではないが、英雄は無理をしてなるものではないのだ。

 

自分が信じた道が、結果的に人に何かを与えているようでなければならない。

 

ここではその良い例を示してみよう。

 

 

【使命に人は動く】

人に分け隔てなく分け与えるような英雄は、その行為自体を無理して行なってはいない。

 

むしろ「楽しんでいる」のである。

 

ここで以前ブログ記事の中にも登場した日本のバンド「X JAPAN」のYOSHIKIを例に話をしてみよう。

 

私は彼らのバンドをとてもよく注目しているが、それはなぜかというと、彼らのストーリー自体が自然と人を惹きつける魅力に溢れている、つまりは「成功の形」になっているのである。

 

その中でもバンドのリーダーであるYOSHIKIは突出している。

 

彼はまだヘヴィメタルという音楽ジャンルがニッチであった頃から、世界で自分の音楽が奏でられることを夢に見て走り続けたという。

 

だから過激なこともやったし、そういう発言もたくさんあったと思う。

バンド仲間の死や、バンド自体の解散もあった。

YOSHIKIにいたっては、お金持ちやセレブといったワイドショー的な内容で取り上げられることも多い。

 

メディアではこのようないち側面しか取り上げていないが、彼らの真髄はそこではない。

 

「自分の音楽を人に楽しんでもらいたい」

 

彼はこの一心で今も突き動かされているといっても過言ではない。

 

先日、台風24号の影響を受け、安全面を考慮しチケットの払い戻しを行なったという。

 

しかし驚くべきことにライブ自体は「無観客」で続行し、それを無料でウェブ配信したのだ。

 

 

【関連記事】X JAPAN、前代未聞の“無観客ライブ”

 

 

このように彼は、いつも自分の音楽を正しく人に楽しんでもらう道を模索している。

 

ボーカルが宗教にハマっても見捨てなかったこと、離れていったバンドメンバーの苦しい時期にフォローをかかさなかったこと。

 

それらも含め彼の行動の全てが、信念によって作られているのである。

 

だから彼にとっては自分の道を歩いていることに他ならないのであるが、他者から見た際それが慈愛の精神に映るのだ。

 

大きく見れば性格の良さ、小さくみれば慈愛の精神が人を惹きつけ、そこにお金が生まれたというだけの話なのだ。

 

 

■おわりに

こういう話をすると必ず『私はそんな信念とかないから無理です』という者がいるが、大変もったいないと思う。

 

なぜなら、自分の中だけで物事が完結してしまっているから、外に広がっていくことがないからだ。

 

結果的に広がることがなければお金も掴むことができないのである。

 

しかし、突然そんな「信念」だとか「慈愛」だとか言われても難しいことだろう。

 

だから冒頭でも述べたように、お金持ちに手っ取り早くなりたいのであれば、雰囲気を真似ることを強く推奨しているのだ。

 

信念や慈愛などというものは突然思いついて作れるものではない。

 

だからその周りの雰囲気でも真似してみるといい。

 

行動はいつしか思考を変え、結果的にあなたの持つ金気すらもガラッと変えてしまう力を持っているからだ。

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