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シンクロニシティと「引き寄せ」の話

8月11日(土)朝8:00である。

さて本日の投稿は、『シンクロニシティと引き寄せ』についてお話をしていきたい。

皆さんは「シンクロシティ」というものをご存知だと思う。

これはあのスイスの心理学者 カール・グスタフ・ユングが提唱した概念である。

どのようなものかを簡単に説明しておくと、「意味のある偶然の一致」なのだ。

なんの関係もない事柄が、ふいにあるタイミングで「結びつく」、このような経験をされたことがあるはずだ。

例えば、あなたも経験がある「虫の知らせ」などもシンクロニシティの一つである。

その他にも、

「今朝見たテレビの情報によく出くわす」

「その人のことを考えていたら偶然出くわした」

これらのことももちろんシンクロニシティだ。

つまりあなたの中で「すごい偶然!すごいタイミング!」と思えるなような出来事は、シンクロニシティによって作り出されているということになる。

これらは、わが国においては「共時性」などと呼ばれることが多い。

私は、このシンクロニシティについて、かなり肯定的な目で捉えている。

それは、シンクロニシティが願望実現のための道筋をつけてくれるツールの一つである、ということを知っているからだ。

そう、シンクロニシティは、「あなたの願望実現」「あなたの能力解放」に多分に関わっている。

そうよくこのブログでも槍玉にあがる「引き寄せ」なんかにも関係しているのだ。

目次

■シンクロニシティと「引き寄せ」

余談だが、なぜ私がこんなにも引き寄せについて懐疑的な目を向けているかというと、まず私に相談しにくるご依頼者様の中に『引き寄せを一生懸命実行しているんですが効果がないんです』と言われる人が多いからだ。

そこで、どんなことを教義にしているのかと引き寄せ師のところを覗いてみると、「ワクワクする」

「ドキドキする」「圧倒的他人への感謝」など、抽象的なアドバイスのオンパレードになっているわけである。

それらを一つずつご依頼者様に説明するのにもかなり骨が折れてきた。

残念ながらこれらのアドバイスでは、あなたの本当の願望の実現は行われない。

良くて、自分が良い流れに乗っているような「気分」を錯覚できるだけだ。

だから、本当に多くの方々に「自分の願望実現を叶える本当の方法」を知ってほしいと思っている。

そして引き寄せ師はもっと勉強した方がいい。

これだけネットが普及した今、そろそろ「ワクワク」「ドキドキ」では通用しないご時世になってきているからだ。

話は横道に逸れたが、つまりは「シンクロ二シティ」があなたの人生の様々なヒントになっていく、ということをご説明したいわけだ。

そして、このシンクロニシティは「作り出すこと」ができる

そう、偶然ではなく「意図的」にコントロールすることができるのである。

だから、あなたは、加速度的にこのシンクロニシティを使って願望実現に到達することができるというわけだ。

■世にあるシンクロニシティの作り方は間違い

先ほどの引き寄せでの説明とかぶる部分があるかもしれないが、世にあるシンクロニシティの作り方はだいたい間違っている。

例えば私が「シンクロニシティ」という検索で出てきたサイトではこんなことが書いてあった。

特に何のサイトとは言わないが、少しご紹介していこう。

シンクロニシティが起きやすい人は、意識を集合的無意識に接続している時間が長い人です。

言い換えると「人との繋がり」を心から感じている人にはシンクロニシティが多くやってきます。わかりやすい例だと、シンクロニシティを体験しやすい人は小さなことにも感謝している人です。

感謝しているときの暖かい波動は、周りと共振して更にラッキーを引き寄せることになります。心のアンテナが感謝に向かっているので、ますます感謝できるような豊かになれる出来事をキャッチしやすいのです。

シンクロニシティを増やして幸運を引き酔えるには、周りの人や人類全員それから人類のご先祖様にも感謝しましょう。意識を常に感謝をキャッチしやすい状態にしておくと、次々にシンクロニシティが起こるはずです。

小さな偶然や当たり前のことに幸せを見つけて、ますます幸せを引き寄せましょう!

つまりは、「小さなことでも感謝しろ」ということなのだろうか。

そうすることで暖かい波動が起こり、それによって新たな感謝を引き寄せる、と言いたいのだろうか。

まあ百歩譲ってシンクロがどういうものなのかが分かったが、これで効果が出た人は手を挙げてほしい。

まずほとんどいないはずだ。

いたとしたら、それは「錯覚している」可能性が高い。

そもそも「感謝」という行為は、「喜び」という感情を分岐とした集団の中で発生する行動の一つである。

自分だけでなく「他者」という世界と共に喜びをシェアしている行動であるということだ。

つまりこれは、先日ご紹介した「羞恥心」と同じく、自分と他者という二つの世界によって成り立つ「社会的な感情」ということができるのである。

【関連記事】「羞恥心」をコントロールして潜在意識を解放する

しかし、この「喜び」という感情をコントロールするのは意外と難しい。

なぜならあなたは、「どうでもいいことでいちいち喜べる」だろうか?

あなたは「どうでもいいことでいちいち感謝できる」だろうか?

そう、できないはずなのである。

なぜなら、喜びという感情は「自分の中に欲求」に結びついたものであり、あなたの欲求を満たさなければ本当の喜びは獲得できないのである。

そうであるのに、いちいち大きなことから小さなものまで「感謝しろ」と言っている。

つまりこれは「ある程度自分を偽りなさいよ」ということを暗に言っているわけなのだ。

こんな危ない方法で願望実現ができるだろうか?

はっきり言うがまず「願望実現はできるようにならない」

加えて、感謝というのは、先ほども述べたように「自分と他者」という二つの世界で成り立つものだから、極度に自分を押し殺して相手に合わせると、「本当の自分が分からなくなる」ことにも繋がる。

つまり主体性がなくなり、何をするにも人の知恵を借りなくてはならなくなってしまうのだ。

■おわりに

そう、だからここらで言われるシンクロ二シティの方法は「嘘である」ということなのだ。

皆、自分の感覚だけで「ワクワクしろ!」などとすすめているが、それが結果的に一生懸命願望を実現しようとしている人の足を引っ張ろうとしている行為であることをしっかりと受け止めた方が良い。

このブログでは、超理論的・超実践的に「シンクロニシティ」の謎を解いていく。

しかもそこは願望実現のための「超越術」である。

「誰でもできる方法」で解説しているもになっているから楽しみにしていてほしい。

それでは、気になる「シンクロニシティを作り出す法」は次回に投稿していくことにしよう。

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