さてそれでは、本日の朝に投稿した『変性意識によって「稼ぐ文章を書く」方法』の続きを説明していこう。
朝の投稿でも説明したとおり、「文章が書けない」「飽きやすい」「知識ゼロ」でも全く問題なく出来る方法であるから、これまで必死に頑張ってきたにも関わらず諦めてしまった人や、これから文章でお金を稼ごうとしている人まで幅広い層の人にオススメできる方法である。
それではその方法を公開しよう。
■稼げる文章は「モノマネ」から生まれる
最初に革新に迫ってしまおう。
稼げる文章を書く方法とは、すでに稼いでいる文章の「モノマネ」をすることなのだ。
モノマネなどと言うと、あまりにも当たり前のような方法であるから『な?んだ!』とシラけて読むのを止めてしまう人もいるかと思う。
だが、シラケる気持ちを少しだけ待ってみて欲しい。
実はここからがこのテクニックのミソの部分であるからだ。
朝の投稿では、稼げる文章を書く方法を行うにあたり「変性意識」の技術を応用することをお話した。
実はこの「モノマネ」こそが、変性意識を応用した技術であるわけだ。
確かに、人智を超えたインスピレーションやアイディアを降ろすまでの、深い変性意識に入れるわけではない。
これはあくまでも変性意識の技術を応用して、そのエッセンスを抽出した方法に過ぎないからだ。
だがそれだけに誰でも行える方法だから、まさに「1秒後」にあなたは金を稼げる物書きに変身しているはずだ。
■変性意識とモノマネの共通点とは?
私の変性意識の方法では、人間のある感情*を「スイッチ」にして変性意識に到達させることを目的にしている。
*詳しくは『超越術 変性意識入門』を参照されたい。
その方法を行う時に実践していただいているのが「感情移入」なのだ。
苫米地英人氏が教える変性意識の方法では、「音楽を聴いて涙を流す」「本を読んで悲しむ」などのように情報空間での臨場感を高めるて変性意識に到達させようとしている。
そう考えれば、私の方法と苫米地氏の方法は「感情移入」という点では似ている部分があるのかもしれない。
つまり、「モノマネ」は感情移入の際たるモノであるから、変性意識の感覚をチョロッと体験して一気に稼げる文章を書けるようになるわけである。
■モノマネによって「稼ぐ文章を書く」方法
『モノマネなんかで稼げる文章なんて書けるはずない』、と考えている人はちょっと待ってみてほしい。
そもそもあなたは、文章を書く時に「モノマネ」をしたことがあるだろうか?
例えば、そこに書かれている内容を引用したり、データを参考にしたりという「中に書かれているもの」に関しては真似したことがあるかもしれない。
しかし、「文体そのもの」まで真似して書いたことがある人は中々いないのではないかと思う。
しかしこの「文体そのものをマネる」ことが今回のキモなのだ。
文体を真似ることで感情移入が起こり、変性意識に到達することでサラサラと書けてしまうのである。
それでは具体的な方法を紹介していこう。
・誰でも良いので自分の目標となるような文筆家を1名決めてほしい
・その文筆家は「売れている」ことが条件である
・テーマを決めて文章をとにかく真似して書いてみる
・声に出して読んでみる
たったこれだけだ。
一つ一つ補足していこう
【自分の目標となるような文筆家を1名決める】
これは「感情移入」できるかできないかの重要な鍵になるので慎重に考えてみてほしい。
例えばあなたが純文学の小説家になりたいのに、小林よしのり氏などのノンフィクション作家、三浦しをん氏などのエッセイイストの文体を真似ても全く意味がない。
あなたの目標は、ノンフィクション作家でもエッセイイストでもなく「純文学作家」だからだ。
【売れている文筆家を選ぶ】
これもまさにキモ中のキモだ。
なぜかというと、売れていない文章を何十回と真似したところで金など稼げるわけではないからだ。
売れる文章には、人を惹きつける秘密がある。
これは文章そのものから生まれる「気」(または波動)に関係している。
このような気の秘密については私の「超越術 仙道気功法」に詳しく書いてあるのでご興味があれば読んでみてほしい。
ここでは難しいことは考えず、とにかく売れている文章を探すことを意識してみてほしい。
【テーマを決めて文章を真似て書く】
あとはあなたが書きたいテーマに沿って文章を書くだけだ。
テーマさえ決まれば知識がゼロでもなんの問題もない。
モノマネをした大もとの文筆家があなたの代わりにツラツラと筆を走らせてくれるはずだ。
その代わりにしっかりと「感情移入」をしてみてほしい。
あなたがモノマネをしたその文章を「好き」と思える感情が、知識を超越して文章を書かせるからだ。
【書いた文章を声に出して読む】
実は、文字よりも「音」の方が真似がしやすい。
例えばあなたが、前述した苫米地英人氏のような存在になりたければ、手っ取り早くその喋り方を真似すれば良いのだ。
こうするだけでも、自在にアイディアや言葉が出てくるようになる。
それだけ「音」というのは真似がしやすいものである。
文章は音が流れないから、少しモノマネの感覚も難しいかもしれないが、書いた文章に説得力を持たせるためにも一度声に出して読み、その文筆家のイメージにしっかりと寄り添うようにしてみるのである。
■最後に
さて、方法は以上である。
とてもシンプルだが、その実とても奥が深く、効果をしっかりと体感できる方法だ。
ここで出てきた方法のほとんどは、拙著『超越術 変性意識入門』『超越術 仙道気功法』に詳しいメカニズムが書かれているので、もっと深く理解したい場合はぜひ読んでみてほしい。