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変性意識は2つの感情をトリガーにすることで覚醒する

昨日投稿できなかった「変性意識」に関する記事の続きである。

多くの人は、自分が体感している意識が「変性意識」のそれなのかどうなのかを疑問に思っているわけだ。

そんなことは無理もない。

誰だって経験したことのないものはモノサシがないから測れないのだ。

しかもそれは変性意識の覚醒だ。

インターネットをのぞいても、本を広げても、正解がどこへあるのやら。

てんでばらばらで抽象的なことばかりが書かれているので、『や?めた』と途中で挫折してしまう人が多いのも無理がないのである。

目次

■変性意識に入るには

変性意識に入るには、「五感の入力」を切る必要がある。

というのも、この五感の入力が意識を作り出しているからだ。

五感からの刺激によって情動が起こったり、記憶が呼び起こされたりするので、フラフラと意識が独りでに歩いて行ってしまうのである。

だから一般的には、「睡眠」だったり「催眠」だったりする方法で変性意識に到達させようとするのである。

なぜかというと、寝ている状態は五感からの入力が脊髄レベルでカットされているからだ。

「う?ん、むにゃむにゃ」となりながら、肌に布団の質感を感じているにも関わらず意識が立ち上がらないわけは、このような五感が脳に到達しないような作りになっているからなのだ。

なので、擬似的な睡眠を作り出す「催眠」に入れば変性意識に到達することができるのである。

つまり変性意識とは、出来る限り「動物的な脳」の使い方をすれば入れるのである。

より本能的に刺激を脳に届けることができれば、五感が立ち上がらずに変性意識に到達することができるからだ。

これって何か最近読んだ覚えがあるなという方はとても勘が良い。

最近私が投稿した「セックスレス」にある脳の使い方にも通じる問題なのだ。

■超越術流 変性意識の方法

最後に私がご紹介している超越術流の変性意識の法をチラッと見せておこう。

結局のところ、変性意識に入るメカニズムは知れば知るほど「瞑想」や「呼吸」「リラックス」などの方法で入ることが困難だ。

だからまず、変性意識に入る前に準備をしなくてはならない。

それが「本能的に刺激を脳に届けること」である。

私はそれを、日常的に体感する二つの感情をトリガーにして行わせている。

これらの感情は、脳のオーバーフローを作り出し、五感よりも先に刺激を脳に届けるので、変性意識に入る準備をこの方法で作り出すことが出来るのだ。

数度この方法を実践してみてその状態を覚えておけば、あとはその状況を思いだすだけで勝手に変性意識に入るという仕組みなのだ。

■簡易的に最も簡単に変性意識を体感する方法

この記事のオマケ的なもので、最も簡単に変性意識を体感する方法をご紹介しよう。

それは「無意識に出るクセ」を利用する方法である。

『変性意識に必ず入れるようになる法』でも話したが、無意識だって思考の邪魔をしているわけだ。

しかしこれには一つ補足があって、「中途半端な無意識が邪魔をしている」わけである。

勉強をしなければならないのに、流れてくる音楽についつい集中してしまうのは、無意識のなせる技である。

だが、これを本格的に深い段階の無意識に到達させることで、簡易的な変性意識に到達させることができるのである。

それが「無意思に出るクセ」を利用することなのだ。

私たちは誰でもクセを持っているが、それらは私たちの本能的な行動である場合が多い。

だからこのような反射的に出てしまう動物的なクセは、変性意識に到達してしまうことがある。

例えば貧乏ゆすりをしながら、外界の情報が完全にシャットアウトされた状態で「ボーッ」となったことはないだろうか?

そしてそんな時こそ思考が冴え渡り、数々のインスピレーションが降りてくることもないだろうか?

つまりこれは、無意識の状態を突き詰めたことで「催眠状態」を体感することで起こるものなのだ。

だから貧乏ゆすりでも、爪を噛むでもなんでも良い。

変性意識の覚醒効果は薄いかもしれないが、これは誰でも簡単に変性意識を体験する方法だと思う。

無意識に出るクセは、あなたが生まれながらに行なっているものなので、自分では気づかないことが多い。

人に指摘されるか、よく自分を観察して、本当の自分のクセを把握してみると良いかもしれない。

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