後半部のテーマは『あなたを挫折させない法』である。
人は誰にも挫折をした経験があると思うが、はっきり言ってそれは「頑張りすぎ」だと言えるのだ。
私の人生も紆余曲折あって、今でこそ色々な物事をコントロールできるようになったが、私もその昔は「挫折王」だった。
挫折した物事が私の周りにうずら高くつみあがって、自信は出ないわ、何から手をつけていいかで全く身動きが取れなくなってしまった。
そして人はとても繊細に出来ているから、たった一度の挫折が尾を引き、ずーっと自信を取り戻せないという場合だってある。
ここでは、「物事が長続きしない」「うまくいった試しがない」「もっと自分は出来るだろうと思っている」と感じている人に向けて「挫折をしない、苦労なく様々な能力を獲得する法」をご紹介していこうと思う。
ここで獲得できるものというのは、「あなたの能力」だ。
あなたの潜在能力を底上げする方法なのである。
つまり、恋愛で絶賛挫折中だという具合、「他人との間に出来た挫折」はここでは当てはまらないので、そこは理解してほしい。
■「頑張らないと」という意識を捨てる
残念ながら日本は、未だ「軍国主義」である。
『戦争が終わり、戦うことを放棄した日本が軍国主義とは何事か?』
と思われるかもしれないが、私たちが受けてきた「教育」はまさに軍国主義の名残であり、国民の意識をコントロールして、皆同じように行動させようとするものだからだ。
そんな意識のコントロールの一つは、「何事でも頑張らせる」ということだ。
例えば何か能力を獲得させる時にも、効率の良いやり方というのを一切教えない。
その人に合っている、合っていないに関わらず、皆同じやり方を強いてとくにかく頑張らせるわけだ。
だからこのような方法で挫折してしまったとしても、何も悔しがることはない。
なぜなら、そこで結果を出せている人というのは、軍国主義が推奨する「根性論」という方法がたまたま合っていただけだからだ。
しかし、多くの人は「皆が頑張っているのだから自分も頑張らないと」という具合で、周囲の足並みに自分も合わせようとするのだ。
これは俗にいう「同調圧力」というもの。
つまり挫折の入り口とは、「自分に合ってもいない方法を押し付けられ」、「それを周囲と比べられたこと」が原因になっている。
ひとクラス40人程度の部屋に押し込まれ、その中で「このやり方だけが正義」と教えられたのでは、焦りも生まれるだろうし、自信がつかないのも当然である。
まず、ここまでご紹介したことが、このブログのテーマである「依存」であることを理解してほしい。
しかし今、この依存に気づいたわけなので、ここからあなたは凄いスピードで潜在能力を発揮して、本来の自分を取り戻していくのである。
さて、それでは、超越術流の潜在能力解放術とはいかなるものなのか?
もったいぶるようで、申し訳ないが明日にその続きをご紹介していこう。
「自信を持てないことが癖になっている」というような人は、これが現状を変えるなんらかのヒントになるかもしれない。