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最速で「共感覚」を身につける方法

さて本日の投稿は、「共感覚」についてだ。

私も共感覚の商品を提供していて、これが現在も大変好評をいただく結果になっている。

しかし、どうしてもこういう「能力を開発させる」ような本の場合、読み進めるのに苦労してしまうことが往々にしてある。

だから本当はとても簡単なテクニックなのに、そのメカニズムや背景などを説明するとゴチャゴチャと何を伝えたいのかが分からなくなってしまっている本も少なくない。

拙著『超越術 共感覚入門』は、そういう分かりづらさを極力排除して、身近な例をふんだんに取り入れて誰でも行えるように書くことを常に意識したのだ。

であるから、ヨソで高額なお金を出して共感覚を習いに行ったにも関わらず、全く習得できずに挫折してしまったような人は、ぜひ本書を読んで実践してみてほしい。

本日の投稿は、共感覚の商品を購入してくれた方への補足としてお送りしたものだ。

内容としては、より導入的な方法で共感覚を得る方法が書かれている。

だから方法は実に簡単。

考えた私もびっくりしているぐらいの易しさで、共感覚を習得させられることができるだろう。

だから、この投稿を電車に揺られながら数分で読み終えて、「お昼休憩に共感覚を習得すること」も全然可能な内容なのだ。

目次

■共感覚のメカニズムを知る

共感覚は、脳の「ある感覚部位」「その他の感覚部位」が繋がることよって起こる。

例えば聴覚野の神経細胞と、視覚野の神経細胞がくっつくと、「音に色が見える」ような共感覚を得ることができるわけだ。

だから別個の感覚を「くっつけてあげれば」理論上はどんな共感覚だって作り出すことが可能になる。

でもそうはいっても、これまで共感覚になんの縁もなかった場合、突然「文字に色を見ろ」と言っても、なんのこっちゃと挫折してしまうはずだ。

共感覚の花形はやはり「音に色感じる」「文字に色を見る」などで、最初からこういうものにチャレンジしがちであるが、恐らくこういう派手なところから入るとすぐに挫折してしまうだろう。

なぜかというと、「視覚」後天的に開発するにはいささか難しい感覚器官なのである。

だから「幽霊を見ろ」と言ってもすぐに見れてしまうことはマレで、いつまでたっても霊視ができるようにならない人の方が多い。

ハードルが高い場合は、まず挫折しないようにそれを下げてやることが重要だ。

これは能力開発だけでなく、コーチングだって同じようなものだ。

であるから、本日ご紹介する共感覚も「あなたが元々持っている共感覚の素」を利用して、最速でマスターさせること目的にしている。

■梅干しを用意せよ

なんのことかと思われただろう?

共感覚を手っ取り早く得るためにはどうしても「梅干し」が必要なのだ。

冗談なんかではない。

繰り返すが、最速での共感覚習得の鍵を握っているのは他でもない「梅干し」なのである。

例えば私たちは梅干しを見ると唾液が出るだろう。
加えて、食べてもないのに口の中が「酸っぱくなった」ことはないだろうか?

これは梅干しを見た時に、記憶された味覚情報が刺激されることで起こる現象だ。
梅干しは大変酸っぱく、強い刺激を起こす食べ物だから、その他の感覚にも刺激を与えやすいのだ。

つまり日本人なら誰でも身に覚えのある、「梅干しを見て酸っぱくなる」感覚を利用して共感覚を作っていくのである。

これなら、すでに「梅干しを見て酸っぱくなる」ことは誰でも体験しているわけだから話は早い。

最初は、実在の梅干しを見て、口の中に感覚を覚えてみよう。

そして、ここからがトレーニングになるのだが、「梅干しの写真」「梅干しの絵」で同じことができるかを試してみてほしい。

実在の梅干しでは、同じ空間上で梅干しから出る雰囲気を間近で体感しているわけだから、すぐに酸っぱさを体感することができる。

一方、「梅干しの写真」や「梅干しの絵」だと、同じ空間に物質的な存在がないわけだから、当然ながら酸っぱさを体験しづらい。

だが、説明したとおり、梅干しの酸味は強烈だから数回繰り返してみると出来るようになるだろう。

なんだか、梅干し頼みで申し訳ないが、ここは一つ梅干しに頑張ってみてもらいたい(笑)

さて、トレーニングも大詰めだ。
最後は「梅干し」という文字を見るだけで味覚を体感してみてほしい。

文字を見ただけで「口の中に梅干しのリアルな味覚」を体感することができれば、識字共感覚の完成なのだ。

■さいごに

このように、細かく考えていけば「共感覚」も難しい能力ではない。

特にこの方法は、「すでにあなたが持っている力」をちょっとばかり利用しただけにすぎないからだ。

共感覚を習得すると、先にご紹介したように「タバコを止めること」もできてしまう。

私が紹介する「超越術」は、このような何気ない日常の力を最大に引き出すことを目的としている。

ぜひ多くの人に興味を持ってもらいたいと思っている。

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