さて、本日朝に投稿した記事の続きを書いていきたい。
テーマとしては「イライラや息苦しさを取り除く」というものだ。
詳しくは前回の記事を参照してもらおう。
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前回も話しに出したが、イライラや息苦しさの原因は人によって異なることはもちろんだ。
しかし、その原因を辿って辿ってと源流まで遡ると、実はここでお話する内容が元であったりするのだ。
つまりどういうことかというと、「思考を絶えず行うこと」によってイライラや息苦しさが生まれているということだ。
そしてこの思考は、自主的に行われる思考ではなく、「他人に動かされている思考」なのだ。
人はその日常的な習慣の中で、他人によって思考を揺り動かされている。
これで精神や肉体が疲れないわけがない。
私たちの思考は、「イライラや息苦しさ」の原因になっていると考えられる。
しかし、逆にいえば、この思考をうまい具合にコントロールすれば、「幸福感」を作り出すこともできる。
だから言いようのない不安に狩られ、どう解決して良いか分からない時。
病院にかかるのでもなく、占いに頼るのでもなく、まず「自分自身の思考」をコントロールしてみてほしい。
自分の思考をコントロールなどというと、たいそう難しく聞こえるかもしれない。
しかしここではその仕組みを理解した上で、超簡単な思考コントロール法をご紹介する。
次から詳しく見ていこう。
■幸福感の正体とは?
ここで「幸福感」について考えてみたい。
幸福感とは、「休むこと」ではないだろうか。
例えばあなたが毎日のように従事する「仕事」であるが、それは何のために行うものかというと「ゴール」に向かうために行なっているのだ。
つまりゴールという休憩地点に向かって歩いている最中は「苦痛」なのである。
例えばこれはセックスにだって同じことが言える。
セックスという行為は、人間の持つ快楽の中で特に最上級のものである。
しかしそのセックスという行為も、オーガズムという休憩地点に向かって進んでいる。
つまりセックスという行為中を超客観的に評価すると「刺激」を受けているだけに他ならないのである。
つまりどんな分野のどんな出来事にせよ、「動いている瞬間」とは、何らかの刺激、なんらかの苦痛を受けているといっても過言ではないのだ。
つまり、幸福感とは「休むこと」だということができるのである。
■思考を休ませたものだけが真の幸福感をえられる
ここでは具体的に、どのようにして「思考を休ませ」「コントロールするか」ということを念頭にお話していこうと思う。
【寝ること】
思考を休ませることの、もっとも端的な方法は「寝ること」である。
昔から「果報は寝て待て」ということわざがあるだろう。
睡眠とは外の世界の遮断だけでなく、自分の中の情報を整理してもいる。
睡眠には肉体疲労を取り除くという役割もあるが、加えて潜在意識に働きかける力を持っている。
つまり、今自分が何を欲しているかを教えてくれるのです。
どうにも煮詰まった、もう崖っぷちだという時、私は決まって寝ることにしている。
そうすると寝て起きた時に解決法を閃いているのである。
寝ることは動物が持つ究極の「休憩」である。
実在世界と夢の世界を行ったりきたりすることで、イライラや息苦しさの軽減にもなることを覚えておいてほしい。
【目的を持った思考を持つ】
これは意識を保ちながらできる方法である。
まず、今ある日常生活の習慣で、あなたの思考を揺り動かしているものたちを全て排除してみてほしい。
できるだけ外からの情報を入れないようにするのだ。
「テレビ」「ラジオ」「ネット」「新聞」
まず1日でもいいからこういうものから距離をとってみてほしい。
そうしたら、目的を持って思考してみるのだ。
どんなくだらないことでもいい、一から十まで自分だけの思考を完成させることだ。
このように、「他者によって動かされている思考」と「自分で動かす思考」を明確に区別する。
そして、「無駄な思考を行わない癖」を持つことだ。
何度もいうようだが、イライラや息苦しさの原因の大元は「他者によって動かされている思考」である。
思考の動きをいかに少なくしていくかで、あなたのストレスは嘘のように軽減されていくだろう。
そのためにも、現在の日常的な習慣という依存から距離を置くようにするべきなのだ。
それはこのブログの趣旨でもある「依存からの脱却による願望実現」につながっていくのである。