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願望は、人生にリズムを感じることで実現する

8月10日(金)朝8:00である。

さて本日の投稿は、昨日の続き『願望実現のための法則』をご紹介するものだ。

私たちは日々、願望とか理想に向かって進んでいるはずである。

頭で考えただけでパッと結果で出てくれれば良いのだが、そうは問屋が下ろさない。

あとちょっとのところで邪魔が入ったり、自分の詰めがあまかったり、そもそも何から動いていいのか分からなかったり。

上手い具合に私たちの願望は、簡単に叶わないようにできているのである。

そういったことが続くと、人は『ああついてない!運がないなあ』と自分の不運を呪うわけだ。

そんな、不運続きで願望が一向に叶わなくて困っているという人にこそお伝えしたい。

願望実現は、「リズムを掴んだものだけ」が達成できるということを。

まず詳しくは、昨日の記事を参照してみてほしい。

【関連記事】なぜ人は「リズム感」を持っているのか?

昨日の記事でもお話しているが、願望をすんなりと実現させるためのコツは「リズムを掴む」ことなのだ。

今、引き寄せなどを実践していて「全く効果がない」と絶望している人は、この部分をよく理解されると良い。

なんの根拠があるのか知らないが、彼らは「ワクワク」「ドキドキ」「ウキウキ」していれば願いが叶うという謳い文句に踊らされてしまっている。

しっかりと願望実現にいたるための法則を理解せずに、「ワクワク」「ドキドキ」「ウキウキ」している人はいつまでたっても運を味方につけられない。

表面上だけ取り繕うようにワクワクしている姿は、まるで能天気な人になってしまっている。

だから「運を引き寄せたい!」「願望を実現したい!」と本気で考えている人は、この記事によって人にもたらすリズムの重要さを理解し、願望実現に繋げてほしいと思う。

目次

■私たちの脳は常に「リズム」を測っている

私たちが、日常生活の中で常にリズムを体感して生活していることは、すでに昨日述べたとおりである。

なぜ私たちがこんなにも、リズムを大切にしながら生きているのかというと、その秘密は「脳」にあるのだ。

私たちの行動は、「自分以外の世界」があるからこそ成り立っている。

『私は天外孤独だ』

という人も、絶対に何らかの形で自分以外の世界と関わりあいながら生きている。

そしてそんな世界は、日が差す、雨が降る、風が吹くといった具合に、一寸足りとも同じ姿はしていない。

刻一刻と瞬間的に変化しているのだ。

私たちはこの世界で生きていくために、それらの変化に自然と「同調」するように出来ているのである。

その同調する時の目安になっているのが「リズム」なのだ。

私たちの脳は、刻一刻と変化していく世界の時間をリズムという時間単位で捉え、そこに自分自身の行動を合わせていっているのである。

そう、だから私たちは常に、「外の世界に合わせるように出来ている」ということなのだ。

■脳はリズムを処理し行動させている

私たちが日々感じている「リズム」というのは、音楽の「四分の四拍子」などのように大きな時間の単位だけではない。

通常では感じられないような超細かなリズムを感じ、私たちを正しい方向へ導いてくれているわけである。

例えば、あなたが「小さな豆粒」を箸でつまもうとしているとしよう。

あなたはそれを落とさないように口に運ばなければならない。

その時のあなたは、超微細な豆の変化を見逃さず、リズムに同調しながら体を動かしているのである。

これは、対象物にかかる重量加速度を計算し、そのズレの回答を瞬時にはじき出しながら行動していることになる。

これらの行動が、私たちの脳によって行われているのである。

これを計算によって導き出そうとすると、それは大変な労力になるはずだ。

■脳はなぜリズムを重視するのか

私たちの脳が、なぜこれほどまでに身の回りにあるリズムを重視しているかというと、人間が持つ「バランス感覚」が関係している。

人間には生まれつき「秩序」を見出そうとする力が備わっている。

例えば下記の画像を見てみてほしい。

ランダムに配置された丸図だが、パッと見た時にその配置に秩序がないので、なんとも「気持ちが悪い」気になってくる。

このように私たちの脳は、この生まれもっての感覚によってバランスのズレをはじき出しているということなのだ。

なぜ私たちの脳がこのようにバランス感覚を本能的に感知しているかというと、「失敗を少なくするため」である。

初めて見た・感じたものごとでも、このバランス感覚機能が作動すれば、その中に秩序を見出し失敗を避けることができるのだ。

つまり、私たちは生まれながらにして「正しい道」を歩けるような機能を元々持っているのである。

私たちは「リズム」という時間の秩序を感じながら、「バランスを取って」行動しているのだ。

■願望を実現するためのリズム論

さて、ここまでの説明で、私たちが日常の中に捉えている「リズム」がとても重要な意味を持っていることを分かっていただけただろうか。

私たちは、生まれながらにして失敗をしないように出来ていた。

しかし、それなのに願望が実現できていない理由は、願望実現のためのリズムを未だ捉えられていないからだ。

いや正確には、そのリズムに「従おうとしていない」と言えばいいかもしれない。

人は日々生きるだけで、様々なしがらみを感じている。

そこで生まれた感情が、あなたのリズム感を狂わせていのだ。

例えば私が俗世にて社会で働いていた時に、極度の「データ魔の上司」がいた。

その上司は、常に自信がなく、最終決断をする段になってもまだ「追加でデータちょうだい」と言って決断できないでいた。

そんな組織の業績はどうなったか?

その上司が就任して以来、4年連続で業績がどんどんと下がっていってしまった。

成功した仕事などほぼない。

失敗すればするほどデータに頼り、また失敗するものだからいつまでたってもその悪循環から抜け出すことがない。

このように人は、自分が本来持っている「リズム感」に従おうとしない。

何かにつけてデータだ、人の意見だということを言い訳に、自分自信のバランス感覚を信用しようとしないのだ。

あなたがもし本当に「願望を実現したい」と考えるならば、すぐにあなたの脳、それも「潜在意識」に聞いてみるべきなのだ。

最初はいくつか失敗を重ねるかもしれない。

でもそれは、リズム感・バランス感覚がまだ本調子でないからなのだ。

それでも愚直に自分のリズム感を信じていると、パッと願望実現の道を開いてくれるのである。

未だ信じられないのであれば、現実的な小さなところから行なってみるといい。

例えば、仕事の中であなたが苦手としている作業があったとしよう。

この作業の中に「リズム」を作ってみてほしいのだ。

「これをやった後はこの手順」「それが終わったらこの手順」という具合に、あなたの潜在意識が『これがいいかも?』と判断した手順でリズムを作りだしてみると、面白いほどその作業がどんどんと進んでいくことが分かるはずだ。

世界のあらゆる事象は、「リズムの中」にある。

そのリズムを捉え、バランスを取りながら同調していくことで、どんなことでも思い通りに叶っていく。

それには、あなたの潜在意識を信じるしかない。

『私はこれが正しいと思う!』という信念を信じてやるべきなのだ。

引き寄せでオススメされる「ワクワクする」というアヤフヤなアドバイスは、つまり自分の潜在意識、リズム感に従って行動するということと同じ意味なのだ。

ただ、その意味を知ってやるのと知らずにやるのとでは、全く意味が異なってくる。

あなたが願望実現の鍵は、潜在意識が握っている。

小さなことから少しずつで良いので、自分が本当に「正しいと思った判断」をされる習慣をつけてみてほしい。

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