さて、本日後半の投稿に移ろう。
今回のテーマは、『自己啓発本の効果を最大化する法』ということでお話をしていこう。
このブログをご覧になる皆さまは、ご自身の能力アップに対してかなり実直であるだろうから、普段から自己啓発本なども読まれているのではないかと思うのだ。
ただ最近、「自己啓発本を読んでも効果がない」と、漏らされたご依頼者がいた。
そこで色々とアドバイスをすることになったのだが、ブログをご覧になる方にも参考になるかと思い記事にすることにしたのだ。
昨今はおびただしい数の自己啓発本が書店の棚を埋めているという。
そんな自己啓発本の効果を最大化するためにも、これからお話することは結構重要なのではないかと思う。
■信頼感がないと人は腑に落ちない
結論から言うと、人は「信頼感」によって得た情報の受け取り方が全く異なるのである。
同じことを言っても信頼がある者と信頼がない者では、『何か違うな』と感じたことがあなたにもあるだろう。
人間は動物だから疑い深い生き物であるのだが、一度許容するとそれが当たり前になってしまうのだ。
自分の身の回りにあるものを見てみてほしい。
例えばあなたが日々使っている日用品などは、それである必要はないが特に別のものにする必要もないという具合のものがたくさんあるはずだ。
つまりこのように、一度信頼を構築すると人は、それが「当たり前」になってしまうのだ。
■自己啓発本の導入は「精読」から
自己啓発本を読むような人は、結構「自己啓発本ヲタク」になってしまっている傾向がある。
つまりあれやこれやとノウハウコレクターのようになっているのだ。
しかし自己啓発本の本当の使い方はこれではいけない。
あなたが自己啓発本の効果を最大化するためには、その作者と「信頼 ラポール」を築かなければならないのだ。
先ほども言ったように、人は信頼感によって受け取る情報が異なるようにできている。
自己啓発本の場合、作者と信頼感を結ぶとどのような効果が生まれるかというと、「ノウハウが行動になる」そして「習慣化」するのだ。
先ほどのあなたが使っている日用品について、もう一度考えてみてほしい。
どれでも良いものだった日用品が、一度信頼感を結ぶと、それが日常の中で「習慣化」するようにできているのだ。
これが自己啓発本の本当の使い方でる。
だから、自己啓発本を読んで『全く効果がねえな』と思っている人は、自己啓発本をノウハウを集めるツールとして捉えるのではなく、「習慣化するツール」として捉えるようにしてもらいたいのだ。
まずはそれには信頼である。
あなたはノウハウに憧れるのではなく、その人の行動やふるまい自体を見て、信頼感を得るようにしなければならないのだ。