さて本日後半の投稿も、そんな「お金」にも関係のある話になっている。
主題となるのは『想像力』である。
この想像力は、お金だけでなく恋愛や仕事、対人コミュニケーションにいたるまで、私たちのありとあらゆる行動を生み出す「源泉」になっている。
つまり、想像力なくしてあなたの願望は叶わないのだ。
ここではそんな「想像力の使い方」「想像力との付き合い方」を、超越術流にアレンジしながらご説明していこうと思う。
■想像力がないと人は行動できない
結論のような話になるが、人は「想像力がないと行動できない」のだ。
あなたがお昼に何を食べるかから始まり、休日に何をするかまで、全てあなたの想像力によって決定されているのだ。
この想像力というものがどこからくるかというと、当たり前のごとく私たちの「記憶」である。
記憶にあるものからあれやこれやと引っ張りだして、「じゃあ今日はこれやろう」という具合に決定しているのだ。
だから、あなたの行動の全ては、想像力に紐づけられていると言えるのだ。
■想像力と願望の関係性
そんな「想像力」と「願望」には相関がある。
もし今、あなたの夢や希望が叶っていないとしたら、それは「想像力が欠けているから」なのだ。
ここで一つ例え話をしてみよう。
よく「お金を稼ぎたければ勉強をしろ」と自己啓発本などに書いてある。
つまり勉強しなければお金を稼げないと言っているのだ。
これはまあ正しいのだが、世の中の人にとって「勉強が好き」と言う人はあまり多くない。
多くないからこそ、「お金=勉強」と言ってしまっては、とてつもない拒否反応が起こることは想像にかたくない。
だからこれはこう言い換えることができる。
「お金を稼ぎたければ、想像力の幅を広げよう」
勉強とは「自分自身の想像力を広げる行動」以外の何物でもないのだ。
恋愛でも仕事でも、今思った成果が出ていないという場合、それは自分の記憶の範囲内で願望を捉えている。
つまり叶えたい願望のイメージがフワフワしているのだ。
こういう場合何をやっても絶対にうまくいくことはない。
仕事に例えてみれば、どう手をつけていいのか分からない業務は、一向に気分が乗らないものだろう。
だから想像力は、願望成就の重要なツールであるのだ。
■想像力と上手に向き合う
さて、叶えたい願いを見つけた、目標も定まった、あとは想像力の使い方だけだ。
これには特別な方法などない、それは「知る」ことだけだ。
自分が叶えたい願いを想像し、空想し、どんどんとその形を膨らませていけば良い。
例えばあなたがお金が欲しかったとする。
思いついたのが「宝くじ」だ。
しかし、この宝くじを購入するにしても、当たる人と外れる人で想像力の使い方がまるっきり違う。(一概には言えないけれど)
宝くじを当てる人は、よくテレビなどでも見るが、「どこの売り場で買おうか」「いつ買おうか」「何枚ぐらい買おうか」といった想像力を膨らませることに一定の努力を割いている場合がある。
反対に宝くじに全く縁がない人の多くは、いきあたりばったり「万が一にも当たればいいな」というレベルの想像力で臨んでいる。
この2者を分けるものは、想像力からくる「自信」なのかもしれない。
だから勘違いでも想像力を膨らませた者は、運を引き寄せる確率が高いと思うのだ。
まあ宝くじは、誰かが儲かれば誰かが損をする「運ゲーム」であるから一概には言えないが、宝くじの買い方一つにしろ、想像力の膨らませたにこれだけの違いを見ることができるのだ。
■おわりに
大切なことは、叶えたい願いを「よく見ること」だ。
なんだかフワフワしている、自信がないなという場合は、叶えたい願いが詳細に見えていない、想像力がまだまだ欠けているということだ。
そんな時は、あなたは新しい情報を求めている。
本でもいい、テレビでもいい、雑誌でも人に会うでもいい。
今抱えているモヤモヤは、願いが叶い始めたことを告げる合図なのだ。